聖心美容クリニック 伊藤哲郎

でもほぼ美容以外ブログ


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もうだいぶ前ですが、ボトックスビスタに加えて、新しいボツリヌス治療薬が導入となりました。
それがこちらの「XEOMIN(ゼオミン)」。

この製剤の特徴は「蛋白複合体を取り除いたボツリヌス神経毒素」。

さっぱり意味が分からないと思うので、簡単に説明を。


ボツリヌス菌が産生する神経毒素がボツリヌス神経毒素です。
抗原性の違いによって、A~G型の7種類に分類され、その中でもっとも麻痺させる効果の強いA型がシワなどの治療に用いられているボトックスです。

もう少し詳しく説明すると、神経毒素の取り囲むように結合している蛋白複合体の違いで分類され、この蛋白複合体の役割は腸液などから毒素を守ったりするためといわれております。

下の図の左側はA型ボツリヌス神経毒素で、茶色いのが蛋白複合体です。


蛋白複合体が取り除かれた純粋な神経毒素のみが右側のゼミオンとなります。

蛋白複合体は前述のように腸液などから役割で、小腸上部から吸収されたのち、リンパ液中で神経毒素と無毒成分に解離し、その後血行性に神経毒素が神経ー筋接合部へと移動し作用します。
ボツリヌス治療の場合には直接、筋に注入を行うので、蛋白複合体は必要ないようです。

蛋白複合体がないことの一番の利点とは抗体が作られにくいということ。

ボツリヌス治療を長期間複数回と行っているうちに、抗体が産生されてしまい、効かなくなってしまうということがあります。

蛋白複合体のみならず、神経毒素に対しても抗体が産生される可能性はあるのですが、蛋白複合体を取り除いて、蛋白複合体に対する抗体が作られて効かなくなるというリスクを減らしたというのがゼミオンとなるのです。

ということで、ゼミオンの利点をまとめると。
・継続的に使用していても、他の製剤より効かなくなることが少ない。
・他の製剤が聞かない方でも効果がある可能性がある。(蛋白複合体に対する抗体による場合)


ただし、すべてがいいことずくめではなく、ボトックスビスタに比べると、ちょっと効果と持続期間が短いとの報告もあります。


長期的に使用しても、抗体が作られにくいというゼオミンのメリットはやはり大きいですね。また、最近ボトックスの効きが弱くなってきたと感じる方にもちょっと割高にはなってしまいますが、おすすめできる製剤だと思います。



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今までの豊胸術はヒアルロン酸、バッグ、脂肪の三種類が定番でしたが、この度新しい注入剤が聖心美容クリニックに登場しました。

アクアフィリング豊胸術 聖心美容クリニック


それがこちらのアクアフィリング。
ヒアルロン酸に代わる製剤となりそうです。

ヒアルロン酸による豊胸術は手術による体への負担が少ないという利点があります。
その反面、1~2年で吸収されてしまう。他の豊胸術に比べると感触が硬いというデメリットもあります。

今回のアクアフィリングはヒアルロン酸と同様に負担は最小限で、ヒアルロン酸のデメリットを克服した製剤です。

つまり、
・手術は手軽に
・感触は柔らかく、ナチュラル
・3~5年と長期間持続

と三拍子揃っています。

正規輸入品を導入したクニックでは聖心美容クリニックは日本初となります。

現在、東京院と大宮院でモニターを募集しておりますので、ぜひご興味ある方はこちらをご覧ください。
[急募] アクアフィリング豊胸術のモニターを募集中です(東京院・大宮院限定)

近いうちに名古屋院、大阪院のみならず、全院に導入予定となっています。



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今日、本当はお休みだったのですが、ある特命を受けてちょっとお手伝いにいってました。

詳しい内容はちょっとお伝えできませんが、当院でお馴染みのセリューション豊胸術で使用している幹細胞関連。

幹細胞を抽出する機械であるセリューションを用いて、幹細胞による再生医療への取り組みにご尽力されているクリニックに脂肪吸引の助手兼アドバイス役をしてきました。
{AA47DBED-41F7-4967-871B-BB649A1DE554:01}
聖心美容クリニックでは普段は青の手術着を使用していますが、お借りした手術着はモスグリーン。
初めての見た色の手術着でしたが、これもいいですね。
気に入ったので、自撮してみました。

iPS細胞が何かと注目を浴びることが多いですが、脂肪由来幹細胞を用いた再生医療も今度さらなる応用が期待されており、微力ながらも何かの一助となれば幸いです。



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