営業会議で灰皿が飛ぶ | 元銀行員が明かす!銀行融資を上手に引き出す究極の方法

営業会議で灰皿が飛ぶ

私のいた銀行の営業会議は、どこの支店も月初、中間、月末と3回ありました。(1日、15日、25日過ぎあたりが目安)


ただ支店長によっては、中間会議を省く人もいましたね。

月初(1日)は、営業活動をせず、支店内にこもり、その月の各項目の目標数字やその目標をやるための見込み先リストの作成に終始してました。


普段は、ずっと訪問活動なので、一日中支店内にいると、苦痛だったりしました。

だからといって、顧客訪問をしようものなら、1日だけは、しっかり計画をたてろ!とよく言われたものです。


本当は、たいした用事ではないんだけど、気分転換に外出してみたくなるんですよね(笑)


さて実際の会議になると、質問攻めにあいます。

特に、目標通りにその期がうまくいっていないと、支店長から厳しい突っ込みが入ってきます。突っ込みを入れられても、ひるんではいけません。

「100%できます!」じゃないと、許してもらえません。
「がんばります!」ではなく、「やります!」としか答えてはいけないんです。


というのも、「がんばります!は、小学生でも言える!」

「がんばった末に、月末に出来ませんでした!ではすまない」と言われてしまうんです。(でも、小学生でもやります!くらいは言いますよね?)


まるで軍隊みたいです!

このように月初営業会議が終わると、ホッとして、 「今月も半分くらい終わった」気になったのも事実ですね(笑)

今となれば、半分懐かしさはありますが、二度と味わいたくない緊張感がありましたよ~。その緊張感が一番ピークだったのは、2か店目の数回目の会議でした。


運悪く厳しい支店長、いや、あれはヒトラーのような人でした。
先輩行員から個人目標を発表していき、ついに私の番がきたんです。


そして、私が発表を始めると、支店長から「嘘つきぃー!」といわれた瞬間、灰皿が飛んできました!!!

私は、本能的に灰皿を運良く?キャッチし、次の瞬間、投げ返してしまったんですよ!

おかげさまで、そのヒトラーの人事考課、業績考課ともにボロボロにされたことは言うまでもありません。(笑)


またその後の会議が、凍りついた感じで、何とも重苦しい最悪の雰囲気になってしまいました。


まだ私も若かったんですね、当時は。

今だったら、うまく灰皿をよけますよ~(笑)
今日は少し生々し過ぎましたかね?



こんな話も少しだけ11/13のセミナーで話すかもしれません(笑)



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