毎年年末の中央競馬GⅠレースの締めは有馬記念です
中山芝2500mという独特のコース形態で行われるこのレースは、すごく独特で思わぬ人気薄の馬も過去に何度も台頭してきました
中山芝2500mの結果を参考にその傾向を探ってみましょう
血統でまず注目されるのがステイゴールド産駒でしょう
近5年で4頭が勝利
その中にはオルフェーヴル、ゴールドシップという名馬的な馬も含まれてますが、2009年のドリームジャーニーが当時最強と言われたブエナビスタを破ることができたのも中山芝2500mだったからでしょう
その他にも2012年10番人気だったオーシャンブルーが2着
2012年から2014年の上半期までに行われた中山芝2500mの特別戦で見ても、21レース中1着8回、2着3回、3着2回と驚異的な数字を出しています・・・
また基本的にはサンデーサイレンスの血を持った種牡馬が2004年からずっと勝利しています
穴としておもしろいのが、キングカメハメハ産駒です
有馬記念ではルーラーシップや14番人気、
9番人気で2年連続して3着に入ったトゥザグローリー。
特別戦でも2013年潮来特別でポールアックス(11番人気1着)、
2013年グッドラックハンデキャップでカーマイン(11番人気3着)
など人気薄での激走が目立ちます
以上のことからも、軸にステイゴールド(サンデーサイレンス)産駒で穴にキングカメハメハ(ミスプロ系)産駒がよいかもですね
騎手では蛯名騎手でしょう
2001年のマンハッタンカフェ(3番人気)、
2007年のマツリダゴッホ(9番人気)で勝利のほかにも
2000年にはダイワテキサス(13番人気)で3着!
特別戦に広げても21レース中1着3回、2着3回、3着2回と好成績です
また中山芝2500mはコーナーを6回も回るため、
内枠がかなり有利になることも覚えておきましょう
GI有馬記念の予想はこちら!
今年はイスラボニータで皐月賞を、フェノーメノで春の天皇賞を制し、今年絶好調の蛯名正義騎手
天才武豊騎手と同期であり、関東のトップジョッキーである蛯名正義騎手について調べてみました
まずは関東の所属騎手ということで、
東京競馬場か中山競馬場のどちらが得意かというと東京競馬場になります
2013年は特別レースで3着内に入った回数が、
東京は30回に対して中山は18回。
東京競馬場でのレース数が多いということを考慮しても東京での数字はすごいです
また中山の18回の内、人気薄で3着内に来たのは
8番人気で3着に来た総武ステークスのサンビスタのみ
残りの17回は全て3番人気以内です!
ところが東京では30回中3番人気以内の馬は19回。
残りの11回は4番人気以下の馬で3着内に入ってきています
特に春菜賞のチェリーペトルズで12番人気2着、
ヴィクトリアマイルのホエールキャプチャで12番人気2着、
と2ケタ人気も3着内に持ってきています
この傾向は2014年も継続していて、6月末までに東京で3着内に入った回数は23回
その中にはNHKマイルカップのキングズオブザサンで12番人気3着と人気薄での激走は健在
特に今年は重賞に強く、
根岸ステークスのノーザンリバーで8番人気2着、
東京新聞杯のホエールキャプチャで8番人気1着、
目黒記念のマイネルメダリストで8番人気1着・・・
と東京競馬場において抜群の成績を収めています
相性が良いのはステイゴールド産駒
↑に挙げたフェノーメノ、マイネルメダリストに加えて、
お手馬フェデラルホールやオーヴァージョイド、マイネルランスタン、ディスキーダンスと人気薄でも3着内に入ってきています
最近ではゴールドアリュール産駒での成績もよく、
レッドアルヴィス(ユニコーンステークス3番人気1着)、
スターバリオン(ラジオ日本賞4番人気2着)、
ワイルドドラゴン(三浦特別6番人気3着)と好成績を残しています
今週の中山開催は、ホープフルステークス&有馬記念!
こちらで予想中
天才武豊騎手と同期であり、関東のトップジョッキーである蛯名正義騎手について調べてみました
まずは関東の所属騎手ということで、
東京競馬場か中山競馬場のどちらが得意かというと東京競馬場になります
2013年は特別レースで3着内に入った回数が、
東京は30回に対して中山は18回。
東京競馬場でのレース数が多いということを考慮しても東京での数字はすごいです
また中山の18回の内、人気薄で3着内に来たのは
8番人気で3着に来た総武ステークスのサンビスタのみ
残りの17回は全て3番人気以内です!
ところが東京では30回中3番人気以内の馬は19回。
残りの11回は4番人気以下の馬で3着内に入ってきています
特に春菜賞のチェリーペトルズで12番人気2着、
ヴィクトリアマイルのホエールキャプチャで12番人気2着、
と2ケタ人気も3着内に持ってきています
この傾向は2014年も継続していて、6月末までに東京で3着内に入った回数は23回
その中にはNHKマイルカップのキングズオブザサンで12番人気3着と人気薄での激走は健在
特に今年は重賞に強く、
根岸ステークスのノーザンリバーで8番人気2着、
東京新聞杯のホエールキャプチャで8番人気1着、
目黒記念のマイネルメダリストで8番人気1着・・・
と東京競馬場において抜群の成績を収めています
相性が良いのはステイゴールド産駒
↑に挙げたフェノーメノ、マイネルメダリストに加えて、
お手馬フェデラルホールやオーヴァージョイド、マイネルランスタン、ディスキーダンスと人気薄でも3着内に入ってきています
最近ではゴールドアリュール産駒での成績もよく、
レッドアルヴィス(ユニコーンステークス3番人気1着)、
スターバリオン(ラジオ日本賞4番人気2着)、
ワイルドドラゴン(三浦特別6番人気3着)と好成績を残しています
今週の中山開催は、ホープフルステークス&有馬記念!
こちらで予想中
数々の名馬に騎乗してきた武豊騎手。
今では武豊騎手のベストパートナーと言えばディープインパクト
となってしまいますが、スペシャルウィークという声も少なくありません
当時21世紀を迎える寸前の競馬は、現在より大変盛り上がっていた時代でした
あの時の競馬の中心には、間違いなくスペシャルウィークがいました。
栗東の白井調教師の元に預けられることになったスペシャルウィーク・・・
すでにその秘めたる才能に気付いていた白井調教師は、主戦に武豊騎手を指名します
そして初めて跨った武豊騎手もその能力に気付いて、
自身がまだ当時獲っていなかった日本ダービーを夢見たと言います
3戦目できさらぎ賞を勝ち、クラシック戦線に名乗りを挙げたスペシャルウィークは、王道路線である弥生賞に出走します
ゴール寸前でセイウンスカイを差し切り、一躍クラシックの主役になり1番人気で皐月賞へ
ライバルは弥生賞で倒していただけに楽勝と思われましたが、
鞍上を横山典弘騎手に替えてきたセイウンスカイに逃げ切りを許してしまいます。。。
続く日本ダービーでも1番人気に支持されたのは、
武豊騎手にダービーを勝ってほしいという願いも込められていたからでしょう
直線で必死に追って鞭を落とすアクシデントがあったにも関わらず、5馬身差の圧勝
ついに天才がダービージョッキーになった瞬間でした!
夏を越して迎えた菊花賞もセイウンスカイの逃げ切りを許し、
続くジャパンカップでも同世代のエルコンドルパサーに敗れてしまいます・・・
が、年が明けてからAJCC、阪神大賞典、春の天皇賞と3連勝
ダービー馬としての実力を発揮します!
続く宝塚記念で出会ったライバルは、またも同世代のグラスワンダーでした。
的場騎手が乗ることからも、過去のメジロマックイーンとライスシャワーを見ているよう。
実際でもスペシャルウィークをグラスワンダーが徹底マークするというレースでした
そして結果も、スペシャルウィークが抜け出した所をグラスワンダーが差し切るという昔と同じ構図・・・
スペシャルウィークはいろんな良きライバルに出会い成長していきました
秋緒戦の京都大賞典は、体調が伴わず7着
不安がよぎった秋の天皇賞でしたが、いざ走ってみればレコード勝ちで天皇賞の春秋連覇達成
当時世界最強と言われたモンジューなど、
海外の強豪馬を迎えて行われたジャパンカップも勝利。
そして年内で引退が決まっていたスペシャルウィークは、
ラストランとなる有馬記念でもう一度グラスワンダーに挑むことになります!
レースは宝塚記念とは全く逆の形。
グラスワンダーをスペシャルウィークがマークする競馬になりました
相手をグラスワンダーただ一頭に絞った武豊騎手、
マークされているのを承知で王道の競馬をするグラスワンダー。。。
この2頭の戦いは直線で激しい争いになり、ゴールまで続きました。
ゴールした瞬間はほとんど同時でしたが、
長い写真判定の結果、わずか4センチ差でグラスワンダーの勝利
引退最後の花道を飾ることはできませんでしたが、
この有馬記念は1900年代最後の名勝負として語り継がれることになるのでした
今週の有馬記念はどうなる・・・?
予想はこちら
今では武豊騎手のベストパートナーと言えばディープインパクト
となってしまいますが、スペシャルウィークという声も少なくありません
当時21世紀を迎える寸前の競馬は、現在より大変盛り上がっていた時代でした
あの時の競馬の中心には、間違いなくスペシャルウィークがいました。
栗東の白井調教師の元に預けられることになったスペシャルウィーク・・・
すでにその秘めたる才能に気付いていた白井調教師は、主戦に武豊騎手を指名します
そして初めて跨った武豊騎手もその能力に気付いて、
自身がまだ当時獲っていなかった日本ダービーを夢見たと言います
3戦目できさらぎ賞を勝ち、クラシック戦線に名乗りを挙げたスペシャルウィークは、王道路線である弥生賞に出走します
ゴール寸前でセイウンスカイを差し切り、一躍クラシックの主役になり1番人気で皐月賞へ
ライバルは弥生賞で倒していただけに楽勝と思われましたが、
鞍上を横山典弘騎手に替えてきたセイウンスカイに逃げ切りを許してしまいます。。。
続く日本ダービーでも1番人気に支持されたのは、
武豊騎手にダービーを勝ってほしいという願いも込められていたからでしょう
直線で必死に追って鞭を落とすアクシデントがあったにも関わらず、5馬身差の圧勝
ついに天才がダービージョッキーになった瞬間でした!
夏を越して迎えた菊花賞もセイウンスカイの逃げ切りを許し、
続くジャパンカップでも同世代のエルコンドルパサーに敗れてしまいます・・・
が、年が明けてからAJCC、阪神大賞典、春の天皇賞と3連勝
ダービー馬としての実力を発揮します!
続く宝塚記念で出会ったライバルは、またも同世代のグラスワンダーでした。
的場騎手が乗ることからも、過去のメジロマックイーンとライスシャワーを見ているよう。
実際でもスペシャルウィークをグラスワンダーが徹底マークするというレースでした
そして結果も、スペシャルウィークが抜け出した所をグラスワンダーが差し切るという昔と同じ構図・・・
スペシャルウィークはいろんな良きライバルに出会い成長していきました
秋緒戦の京都大賞典は、体調が伴わず7着
不安がよぎった秋の天皇賞でしたが、いざ走ってみればレコード勝ちで天皇賞の春秋連覇達成
当時世界最強と言われたモンジューなど、
海外の強豪馬を迎えて行われたジャパンカップも勝利。
そして年内で引退が決まっていたスペシャルウィークは、
ラストランとなる有馬記念でもう一度グラスワンダーに挑むことになります!
レースは宝塚記念とは全く逆の形。
グラスワンダーをスペシャルウィークがマークする競馬になりました
相手をグラスワンダーただ一頭に絞った武豊騎手、
マークされているのを承知で王道の競馬をするグラスワンダー。。。
この2頭の戦いは直線で激しい争いになり、ゴールまで続きました。
ゴールした瞬間はほとんど同時でしたが、
長い写真判定の結果、わずか4センチ差でグラスワンダーの勝利
引退最後の花道を飾ることはできませんでしたが、
この有馬記念は1900年代最後の名勝負として語り継がれることになるのでした
今週の有馬記念はどうなる・・・?
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