先週と今週は、脊柱・骨格疾患や手術についてのご相談が相継ぎました。
参考症例として記載しておきます。
◇ケース1
腰椎を手術して、最初は良かったと思っていてのですが、だんだん前よりも悪くなってきて、両手杖で歩くのもやっとになられている80才の男性。
手術されたのは70代後半とのことでした。
ご本人もドクターで、手術後しばらくは調子が良好だったそうですが、だんだんと再悪化してしまったそうです。
手術が悪かったとは思いませんし、手術が必要なこともあると思います。
しかし、手術だけをしても実は良好な未來にならないことも多いのです。
(また、近年の医学的な研究でも手術した5年後と、手術していない5年後との比較検証でも、良くも悪くも差違がないことが発表されてます。)
実は、手術とリハビリだけではなく、手術の前後に『全身的なバランスを正しく整えて連動と循環を良くする施術』をペースよく継続しておけば、おそらく大丈夫だったと思うのですが、それを知っていたり、そういうことをされている医療現場は少ないです。
こちらはまだご相談だけの段階ですが、解決する道は見えておりますので、あとはご本人がその道を歩まれるかどうかになって参ります。
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施術について、もっと詳しく聞いてみたい方やご興味のある方は、コメントやDM下さい。
その理由や良くする方法をお伝えします。
◇ケース2
いろいろと試して来られたが、良くならない腰椎はじめ関節系疾患で、ずっとお薬やブロック注射をされている方、複数人。
すべての骨格・関節系傷病において、お薬や痛み止めの注射では、良くなることは難しいです。
例えば、虫歯に痛み止めをしていても、虫歯そのものは治らないのと同じです…
でも、普通の整形的な病院では、お薬や痛み止め注射などの「処置」のみが通例です。
それではいつまでたっても良くならない道理です。
(自然治癒が可能な程度のものならば、痛み止めなどで乗り切っている間に良くなることもありますが、そのうち慢性化して、治らなくなってくることもあります)
また、マッサージや整体をしても、悪い部分を揉んだり、捻ったりするので、下手をすると余計に悪化するおそれもあります。
逆にちゃんとした整復整骨をしたら、ほとんどは良くなりますので、希望を持っていただきたいです。
こちらも、具体的な施術についてご興味のある方は、お氣軽にメッセージ下さい。
少しでも多くの方に良い医療を届けて、健康と笑顔のお手伝いをしたいと願っております。
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【本日の症例】
◇脊柱管狭窄症で即手術といわれた、強い痛みが数ヶ月続いていた肉体労働の壮年の男性で、何年も腰痛をお持ちの方◇
格闘技の練習に出られるほどに改善してこられました。
ご相談いただいた段階で、 「絶対大丈夫ですよ、もし効果がなかったら施術費をお返ししてもいいですよ。手術の前に徒手療法を試されませんか」と、承ったクライアントさんでした。
三ヶ月ほど週1回、たまに週2回の来院ペースで、施術時間は10分ほど。単価は5,500円でした。
引き続き安定するまで定期的な施術でメンテナンスしていきます。
◇手術適応とされてから、施術を請け負った10代の側弯症の女子◇
病院の検査も続けながら月に一回のペースで通院。
当初にあった首や肩の痛み、腰の痛みはすぐになくなって、経過確認の画像検査を行いながら、ここ数年フォローして来ました。
経過は良好で、昨年の検診で担当医さんから「手術しなくても大丈夫」とご診断いただけたケースです。
半年に一回の医師の経過観察と当院での全身的なバランスの調整をしておりますが、今月の検診で医師からは今後、1年に一回の検診でいいでしょうと、言っていただいたそうで良かったです。
しかし、今回のレントゲン画像では側弯のコブ角と正中線に悪化はなかったものの、立位正面画像での鎖骨の左右の高さ、下肢長の左右差、顎の変位などがありましたので、施術については逆に一時的に頻度を増やすことをおすすめしました。
ちなみに、これらは半年前のレントゲン画像では、なくなっていたものです。
これを見逃すと、また悪くなってきて勿体ないことになりますので、注意が必要です。
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施術において大切なことは、心身の一致であり、場も整えることです。
そして、全身の沈着物を循環させてあげることが、健康の基本となります。
手術よりもお薬よりも大切なのは、「なぜ、そうなったか?」と「そうならないためには今後、どうしていくと良いのか?」を知り、理解し、その道を歩むことです。
そのために筋骨格のコントロールを司っている、脳や目へのアプローチ、腸へのアプローチ、腎臓へのアプローチ、および正確な見立てが大切になってきます。
基本通り施術をすれば、たいがいの傷病やお悩みの体調不良は良くなりますので、ご安心下さい。
一回の施術でも大きく改善される方が多いです。
いつもご信頼いただきありがとうございます!