ボクシング・トリプル世界タイトルマッチが東京体育館であった。
井上尚弥(21歳)の王座奪取は最速2階級制覇と持て囃されたが、
この試合どこかおかしい。
12年間で27回世界タイトルを防衛したと派手な前宣伝であった。
しかし緊迫した打ち合いもなく、あまりにもあっ気ない試合で最強
王者の片鱗もなかった。
そして敗者は普通すぐにリングを降りるが、負けた39歳の王者
オマール・ナルバエス選手は最後までリングに残り勝者井上
を讃えていた。
立派なマナーと言えば言えるが、売出し中の選手と引退間際の
選手の違いとだけ見て判断するには、合点がいかない場面が
多すぎた。
早い回でのボデー打ちの効果も、効き過ぎの感があり疑う。
金持ち日本市場での八百長試合ではなかったのか。
にわか評論家の知ったかぶりである。 失礼しました。