この間の日曜日、突然雨が降ったりする不安定な天気の中、俺は万博記念公園へ行って来た。


この時期に万博記念公園に行った理由は、3月29日~8月3日までか『EXPO70パビリオン』で開催されている太陽の塔に飾られていた『初代の黄金の顔』を見に行く為である。


 今回のイベントは、2階の常設展とはセットのチケットがなかった為、特別展だけを見に行く事にした。


入ると、まず初めは、太陽の塔に関する色々な情報が展示をされていた。


万博時に展示をされていた太陽の塔の顔は、全部で4つはあった。


1つが上に飾られている黄金の顔であり、2つ目は正面から見える塔の真ん中部分の顔であり、3つ目は塔の後ろにある黒い顔であり、4つ目は塔の地下にあったらしい……


しかし、現在では、その4つ目の顔はもう見る事が出来ない。


なぜなら、既にその顔がなくなってしまっているからだ。


あと、一部ではあるが、初代の黄金の顔の金の鉄板と太陽の塔の雷模様の部分が触れるコーナーがあったので、触ってきた。


 そして、お次が、この目玉となる万博当時に太陽の塔に設置されていた、初代の黄金の顔を真近で見る事の出来るエリアであった。


このエリアでは、初代の黄金の顔の目の部分に入り、その場所から記念撮影を行う事が出来るが、あいにく俺は1人で行っていたので、その記念撮影は出来なかった……


あと、初代の黄金の顔を真近で見てみて分かったのは、黄金の顔が何枚ものの金色の鉄板を合わせて作られているという事であった。


その後は、黄金の顔の目の部分から出て、今度は階段を上り、2階から初代の黄金の顔を一望してきた。


どうでも良い話だが確か、今回のイベントで入れた黄金の顔の目の部分は、万博当時にその場所に座り込んだ人がいた場所だったような……


 その次に見てきたのは、万博当時に太陽の塔の中に展示をされていた『生命の樹』に飾られていた生き物の模型である。


今回のイベントで展示をされていた模型は、長年倉庫で眠っていたものであり、今回のイベントでは大型恐竜の模型も久々に人前に現れる事となった。


ここに展示されている模型は、万博当時には『生命の樹』に登る様にくっ付いていたヤツであった為、中にはその後があった模型があった。


 左右に展示されている、『生命の樹』に飾られていた生き物の模型を見ながら歩いた先には出口があり、そこを潜ると特別展は終わりであった。


その後は、太陽の塔に思いを寄せるメッセージが書ける場所があったり、太陽の塔のパネル写真のコーナがあったくらいである。


 その後、EXPO70パビリオンを出て太陽の塔を見に行こうとしたが、ちょうど大雨が降ってしまい、雨宿りをする羽目に……


そして、雨宿りをしている最中に、時間は閉館の5時を迎えてしまい、閉館のアナウンスが万博記念公園内に、大雨の中、響き渡った。