週末の仕事終わりには、ほぼ毎回と言っていいほど、俺はモスバーガーに行っている。


ちょうど、いつもの通勤道とは少し違う道を通ると、和歌山城が見えるモスバーガーの方へと行ける。


そこのモスバーガーへ、俺はほぼ毎回、土曜の仕事終わりに行っている。


 モスに行って主に食べるバーガーは、『フィッシュバーガー』と『テリヤキバーガー』を注文する事が多い。


たまに。『テリヤキバーガー』の代わりに、『とびきりチーズ』を注文をする事がある。


そして、この日は、『フィッシュバーガー』と『テリヤキバーガー』を注文した。




 注文後、窓側のカウンターに座ると、いつもは夜に行く為、よく外の景色は見えないが、この日はまだ外が明るかった為、目の前には、和歌山城の周辺に生えている多くの木が一望できる。


また、この場所だと、夜の暗い時間帯に行くと、夜のライトアップされた和歌山城も見る事が出来る。


 その場所に座り、しばらくスマホを操作して待っていると、先程注文をした『フィッシュバーガー』と『テリヤキバーガー』が運ばれてきた。


 まずは、『テリヤキバーガー』から食してみた。




知らない人はいないと思うが、『テリヤキバーガー』はモスが世界で最初に作ったオリジナルのバーガーであり、いわば、モスが本場のハンバーガーである。


その本場の味である『テリヤキバーガー』は、テリヤキソースはパンとパンの間に挟まれているレタスとパティの美味しさをより引き出してくれるタレである。


しかし、モスの『テリヤキバーガー』は、他のバーガー店の『テリヤキバーガー』のレタスと比べると、少しばかり多すぎる気がする。


 次は、『フィッシュバーガー』を食してみた。




ここ、モスの『フィッシュバーガー』は、他のバーガー店の『フィッシュバーガー』とは大きく異なる点がいくつかある。


その1つが、バンズである。


他のバーガー店の『フィッシュバーガー』のバンズと言えば、蒸されてフニャフニャになったバンズだが、モスの『フィッシュバーガー』のバンズは、蒸していない為、フニャフニャしたバンズではない!!


もう1つ、異なる点を挙げるとしたら、タルタルの代わりにマヨネーズを使ったところかな?


他のバーガー店の『フィッシュバーガー』と言えば、グリーンリーフを挟んでいたり、タルタルをトッピングしているのが当たり前の様にある。


しかし、モスの『フィッシュバーガー』は、タルタルの代わりにマヨネーズを使い、更にチーズを挟んでいる為、食べてみると分かるが、マヨネーズの酸味とチーズの濃厚な美味しさが、見事にフィッシュフライをより美味しく感じさせてくれる逸品である。


モスの『フィッシュバーガー』は、他の店にはない『フィッシュバーガー』である。


 そして、食べ終わり、帰る頃には他のバーガー店とは違い、モスの場合は、店員が食べた後のトレーを下げてくれる。


 ちなみにだが、俺がよく行く三年坂店のモスは、昔、大学1年の時にアルバイトの面接で落ちた事がある店である……