稽古はいつも10時半くらいから始まりますが
着付けの時間を十分確保しておきたいので
最近は1時間遅れで着くように出かけてます。
11時半頃着くと
炭点前と七事式の一つ数茶が終わったところで
着いたらすぐ
「軸飾りして下さい」
といわれて掛けた軸は
「花開き鳥自ずから啼く」
紫野・前田昌道さんの筆でした。
2005年6月大徳寺瑞峯院で
「埼玉の平林寺の近くから来ました」
「平林寺には私の同級の者がいますよ」
そんな会話をしたあとで
掛け物の署名でしか知らない師に
おそるおそるお願いし
快く受けていただいたのは5年前のことです。
師のスナップは
このチャンスを逃したくない一心で写した
荷物番を忘れてしまった
苦い思い出もつきまとう一枚です。