長い間ネット落ちしていたので、うっかり買いそびれるところでした、アルカサル外伝掲載のプリンセスGOLD。


久々に伺った青池先生の公式サイトで外伝掲載のことを知り、ネット書店ではすでに売り切れていたので、慌てて書店へ。3軒めでやっと見つけました~

 16日には次の号が出るので、タイミング的にかなりギリギリ;;

 よかった~見つかって(^_^;A


ちなみに、某書店では、個人出品の中古版はあったのですが、その価格設定が、ビックリです。

 安値で600円…はわかるんですが、最高値は5000円超…(@@;) スゴイですね~


 

アルカサル-王城-外伝 <地の果てへの道> (プリンセスGOLD 7+8月号掲載)


アラゴン王とナバーラ王の間で交わされた密約。その証しとして、両国間で人質を交換することが決まった。

ナバーラからは王のまたいとこラモン・ラモスが赴くが、ナバーラ・アラゴン・カスティリアの三国が接する国境近くでアラゴン兵を待っていたラモスは盗賊団の襲撃を受け、逃げまどううちにカスティリア領内に入ってしまう。

運悪く巡回中のアルバレスに助けられたラモスは、そのままレオン地方を訪れていたドン・ペドロの元へと連れて行かれ、彼の行動の裏を知ろうとするドン・ペドロに、トレドへ移送されることになる。


ナバーラでは王がラモスの救出を拒絶し、親族は元ナバーラ一の剣士だったラモスの甥に白羽の矢を立てるが、その一方で、ラモスの口から密約のことが漏れるのを恐れるアラゴンでは暗殺も視野に入れた救出策が練られていた。


レオン地方の公共工事の不正を暴こうとしたドン・ペドロは、贖罪の巡礼途上カスティリアにやってきたドイツの学僧マティアスを重用し、結果、不正発覚を恐れたレオン総督は馬脚を現し、マティアスを襲撃、ロドリゲスに助けられたマティアスは、念願のトレド行きを許され、ラモスと共にトレド行きの馬車に乗せられた。


異なる目的の異国人二人が乗る馬車は、道半ばで謎の一団に強奪され……



…と、アル・カサル本編終了後のお話だった前回の外伝と異なり、今回は、ドン・ペドロがバレンシアを手に入れた直後のお話で、本編でお馴染みだったキャラたちが大量に登場しています。


その上「修道士ファルコ」シリーズを読まれた方には、懐かしの、傲慢の罪で巡礼に出されたマティアス君が、思いがけなく本作に登場し、その後の様子が描かれています。

 勿論ファルコも登場し、王様と再会を果たします。


青池先生のサイトで、前作は{女祭り}、本作は{男騒ぎ}…と書いていらっしゃったのですが、まさに、その通りで、ほとんど男性キャラで埋め尽くされたお話になっていました。


それと、前作は、{史実}を絡めたお話だった分、どうしてもお堅~いカンジでしたが、本作は、完全オリジナルな分、{アル・カサル}色を全開に、キャラクターたちが大暴れ。

 肩の力を抜いて、思いっきり楽しめました~(*^m^*)

 マリアが1コマでも出てたらもっと嬉しかったかも…な~んて贅沢を言ってはいけませんね^^;

 元気に動き(暴れ?)回るドン・ペドロやロペスやその他のキャラたちにもう一度会えただけでも幸せでしたから♪


他作品とのコラボも楽しく、ファンサービスた~っぷりの娯楽作品になっている本作、もしも未読の方がいらっしゃいましたら、今ならまだ間に合いますので、よろしかったら書店へ走ってみてください^^


ちなみに、この号、表紙も「アル・カサル」。

 ドン・ペドロを真ん中に、ロドリゲスとロペスが歓談中の図でした~


本作と、前作を併せると、これでコミックス一冊分になりました。

 そのうち{外伝}として単行本化されるのでしょうね。

 楽しみに待ちたいと思います。

 書き下ろしとかもあると嬉しいな~(^m^)


雑誌の画像がアップできなかったので、最終巻の王様^^

アルカサル 13―王城 (13) (プリンセスコミックス)/青池 保子
¥600
Amazon.co.jp


ちなみに、本作でコラボしてるファルコのシリーズはこちら↓


修道士ファルコ (Jets comics)/青池 保子
¥790
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あら。どうやら、これはもう店内在庫ナシなんですね~


調べてみたら、現在は、こっち↓の文庫版が入手しやすい模様。

 画像はありませんが、一応リンクしておきます~

修道士ファルコ (白泉社文庫)/青池 保子
¥770
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