肌色 | 瀬口利幸(せぐちとしゆき)の思考日記A

肌色

色の種類の一つに肌色というのがある。
なぜ肌色という名前になったかと言えば、一般的な日本人の肌の色に似ていたからだろう。
ということは、厳密に言えば、肌色とは、発言者の肌の色によって様々に変わる色ということになる。
例えば、松崎しげるさんが、コンサートの前日にマネージャーに電話したとしよう。
「明日のコンサート、肌色の衣装用意しといて」
この時、はたしてマネージャーは、何色の衣装を用意すべきか。
普通に考えれば、マネージャーは、当然一般的な肌色を用意するだろう。
しかし、発言者の松崎さんの肌の色が黒である事を考慮すると、黒い衣装を用意しても、あながち間違いではないという事になる。