ニンテンドー3DSのダウンロードカードを購入してみました(追記あり) | セグメントゲームズ β

ニンテンドー3DSのダウンロードカードを購入してみました(追記あり)



発売まであと数日ですが、セブンイレブンでは先行して7月23日(月)より発売中の、『(前略)ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング』のダウンロードカードを買ってみました。
もちろん『New スーパーマリオブラザーズ 2』もありましたよ。こちらは私、パッケージで買いますけど。
※ダウンロード版が開始するのは7月28日(土)の9時からなので、まだダウンロードはできません。

ごらんの通り、片手に収まる程度のコンパクトサイズ。
ニンテンドーポイントのプリペイドカードと比べても(紙の部分を含めての)サイズは一回り小さいくらいです。
普段のパッケージタイトルのサイズを想像していったので、ちょっと意外に見えました。プリペイドカードの中に違和感なく混ざっていたので、最初どこにあるか分かりませんでしたし(笑)




紙は二重になっており、開くとこんな感じ。

一番上に、ゲーム内容の説明。
その下は、使用ブロック数やプレイ人数、3D表示の有無といった商品概要。
真ん中より下は、ゲームソフトのダウンロード方法。
一番下に、プリペイドカードと同じような感じでダウンロードカードが貼り付けられています。この裏に16ケタの番号があり、これを「ニンテンドーeショップ」で入力することで、ダウンロードが行えます。…もちろん見せないですよ!(笑)



コンパクトに収まっており、説明も抜かりなしということで、好印象。
ただ、いくつか些細な疑問が浮かんできました。

今さらながら思ったのですが…これ、お店側としては結局、在庫管理をしないといけませんね。
以前、ダウンロード版の店頭販売と聞いた時に、ダウンロード版のメリットである「在庫を心配する必要がない」を店頭販売でも得られるのでは?と言っていましたが、この方法だと、商品としてかさばりにくくはなったものの、結局は仕入れる必要がある以上、どれくらい確保したらいいものなのか?を考えないといけません。
しかも、パッケージタイトルではなくダウンロード用であるということ。あまり経験のないタイプの商品だけに、最初のうちは基準が難しいのではないでしょうか?

おそらく、どこも最初はダウンロードカードの数をそんなにたくさんは確保していないような気がします。
そう思う理由は、例えダウンロード版がなくなってしまっても、ユーザー側としてはパッケージ版を選択するという余地がありますし、店側としても売れるに越したことはないわけですが、余ってしまうと、単純に店側としては在庫が余ることになるわけですからね。様子見という意味でも、店頭側は最初、ダウンロードカードの仕入れ枚数は慎重になるのでは?と思っています。


※在庫管理のお話について、追記(2012/07/25 01:06)
本家ブログのほうで頂いたコメントの情報を見る限りでは、ダウンロードカードによる販売は「売れたぶんだけお金を頂く」という形になっていると思われます。

パッケージタイトルだと、仕入れた時点でメーカーにお金を支払わないといけませんが、ダウンロードカードの場合はそれが無く、売れた後で支払うのだと思われます。なので、例えダウンロードカードが大量に余ったとしても、お店側の損失がないということになります。
こう考えると、ダウンロードカードはいくらあっても困らないですね。お店側にとって、思った以上にメリットの高い販売方法になっていると思われます。

ただし逆に、残ってもいいダウンロードカードと、残らないで欲しいパッケージ版という差異を考えると、やはりしばらくの間、お店側としてはパッケージ版を必死に売っていく形になりそうです。
そうなるとやはり、ダウンロード専用タイトルにもダウンロードカードが欲しいですね…。


…ちなみに「有効期限150日」とありますが、これって”購入してから”の有効期限でいいんですよね?
まさか、発売してからの有効期限ってことはないと思いますけど…ちょこっと心配。


あとは、各店舗でダウンロードカードをどこに置くのか?も気になりますね。
セブンイレブンは、プリペイドカードと一緒に並んでいました。ま、セブンイレブンでゲーム関連がありそうなのはココくらいなので、これはまあ良いと思います。
ただ、普通のゲームショップでプリペイドカードと一緒に並んでいると、おそらく気づかれないでしょうね。ましてや、スタッフに言うまで分からないとかだと、なおさらです。
できればダウンロードカード用のエリアを確保して欲しいですが、店舗によっては、すでにスペースの余りがない店舗も多そうで、そうなると”とりあえず”的な場所に置かれて、以後そのまま…ってなりそうなのが、怖いです。


それと、配信当日の話。
「7月28日(土)の9時から」ってキッチリ決まっているので、配信開始直後はさすがに混みそうですね。

また、今作に必要なブロック数は1,200(200MB)以上とのことです。
従来の3DSに同梱されている2GBだと、7~8個しか入りませんね。
しかも、鬼トレはシンプルな構造というイメージなので、何となく容量が小さそう。マリオとか今後のタイトルは、もっと大きな容量になるかもしれません。現に、公式サイトによると『New スーパーマリオブラザーズ 2』の容量は2950ブロック(370MB)以上となっています。
そうなると、3DS LLに同梱される4GBであっても、ちょっと心配かもしれませんね。今後、ダウンロード版に重きを置いて購入を考えている人は、もっと大きな容量のSDメモリーカードを購入しておいたほうが良いかもしれません。ちなみに私は16GBです。


それと、売上の話について。
ファミ通.com様などで行われている売上データは、基本、店頭による集計。なので、ダウンロード版とかは本来、売上に含まれていません。
ただ、ダウンロードカードの方法だと、一応は店頭で購入することになるので…売上に含まれると考えて、いいんでしょうか?
そこらへんも、ちょっとあいまいですね。ま、ここの”あいまいさ”は、発売しているメーカーというよりファミ通などの集計元が何とかしないといけないわけですが。



…こんなところでしょうか?
ゲームソフトのダウンロード作品にまだまだ抵抗のあるユーザーが多い中、”物理的な安心感のあるダウンロード版”ということで、ユーザーにどれだけ受け入れてもらえるものなのか。今後の動向に注目したいです。

なお、ダウンロードカードについては、今作のインプレッション記事でも改めて書かせていただきます。