無肥料栽培では、感覚だけで無肥料栽培をしていると見誤ることがあります。
科学的な見地からも無肥料栽培圃場を分析調査して、事実確認する必要があるのです。
従来の農業の先生方は、体験だけで栽培をして分析している人は殆どおりません。
そのため、何故出来るのか?とか何故上手くいかないのか?を説明できない先駆者の人がほとんどです。説得力はただ一つ、事実と体験だけでした。結果が全てだからです。
でも、同じ失敗も繰り返しておりました。
その原因は、何故失敗したのか?という分析をしていないからです。
今回は、茨城県の筑波大学院の土壌分析研究所から土壌分析をしていただきました。
土を掘って、硬度や土壌を持ち帰って科学分析をします。
粘土土壌を一年で何処まで変えられるのか?が課題です。
実際に一年で収穫できる圃場に変わって行っています。
それが何故なのか?何故出来るような土になったのか?調査を開始しました。
検査は、お二人の農学博士と大学院生による実施調査です。
石だらけの粘土土壌が、一年でどう変わったのか?
現実は、無肥料栽培で野菜が出来ています。
地主や近所の農家からは、「ここでこれだけ色んな野菜ができるのは相当な土壌改良材を使っているに違いない。」「こんなにお金を掛けているのだから、簡単に畑を返してもらえなくなる。」と心配してくれました。
どうでも良いことですが、固定種の種を使っただけでお金を掛けて土壌改良材など全く無縁な話なのに、言いがかりにもほどがあります。
困ったものです。
でも、だからと言って科学的な根拠を示して行かないといけません。
そのために、土壌分析が必要なのです。