エスイーディーのブログ

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設計や加工のいろんなこと...。

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こんにちは。

1年半ほど更新していませんでしたが、ブログ移行のお知らせです。

こちらのサイトにブログを移行することになりました。

エスイーディーの時々日記

どこまで続くかわかりませんが、ちょっとだけ気持ちを新たにがんばります(笑)。


搭載したい機能の仕様を考えながらCPUの選定です。

自分の場合はメーカーはマイクロチップとルネサスの二択。

どちらも1000種類以上のCPUラインナップがありますが、検索条件を2-3個付けると該当なしになったりするので油断できません。

同じような機能であれば、メイドインジャパンを使いたいと思って選んだのがルネサスRL78シリーズのこれ。



マニュアルをよく見ると、16bitCPUなのに周辺機器のレジスタが8bit?

いかにも8bitCPUの資産を流用して作りましたという感じ。

ソフトも微妙に書きにくそうで、このあたりもさすがメイドインジャパンということか(笑)。

試作基板の製造はRL78で始めちゃったけど...早くもマイクロチップに乗り換え検討中。



現行のイージーラップのプラスチック筐体の成型を頼んでいた会社が成型をやめてしまうそうです。

当面の分は最終ロットの成型で賄うとしても、その後他のメーカーでまた同じ型を作るのももったいないので、これを機にモデルチェンジをしようと試作をしています。




初期型のモデルでは、入れられなかった機能も取り入れて行く予定です。

表示は128x64ドットのグラフィック液晶を使います。

後からいくらでも表示を変えられるというのは設計するには気楽でいいです。

ちなみに液晶の文字は自分でビットマップを作っています。



形になるのはずっと先になりそうですけどね。

機械加工のCAMにはOneCNC-XR5 Mill Expertというソフトを使っています。

先日、XR6へのアップグレードの案内が来たので早速アップグレードしました。

自分にとって機能的にメリットがありそうなのが、面沿い加工と等スキャロップ加工ができること。

これでややこしい3次元形状の面を簡単に美しく仕上げられるはずです(多分)。

早くアップグレードの費用を取りかえさねば...。

ステップバー加工の続き。

汎用旋盤に切削ローレットホルダをセットしてローレットをかけます。
きれいにローレットがかかるように刃の高さ調整が必要です。



出来上がるとこんな感じ。
端は滑り止めのために少し直径が大きくなっているので段になっています。



溝入れと突っ切りです。



ステップバーの端にジュラコンのエンドキャップを圧入します。



こんな感じになります。



スタッドボルトをねじ込んで、袋に入れて完成。





NSF250R用のステップバー。

在庫が切れてしまったので作らないといけません。

95㎜にカットした25φのA5056丸棒をチャックにつかんでねじ部の加工。



加工時間は約1分。



ひっくり返して逆の端面に直径18.5㎜、深さ83㎜の穴をあけます。
BT30にはちょっと大きすぎる感じのドリル。



キリコを切るためにペックで少しずつあけます。
加工時間は約2分。



穴あけ時のキリコがゴワゴワして処理が面倒です。


次は汎用旋盤を借りて外周加工、ローレット、溝入れ、突っ切りの工程になります。

これまで使っていたオシロスコープがあちこち壊れだして、ついにトリガのかかるチャンネルが4チャンネル中1チャンネルだけになってしまいました。

独立したときに買って13年、かなりハードに使ったのでしょうがないですが、修理するにも相当かかりそうなので新しいものを購入。

ちょうどアジレントがキャンペーンをやっていたので半額くらいで買えました。

電気信号は見えないので、電子回路のエンジニアにとって絶対に外せない測定器なのです。


NSF250R用のトップブリッジ。

材質を変更し、構造も剛性を落とす方向に変更されています。

いきなり最初の穴あけでドリルが折れて出鼻をくじかれましたが何とか完成です。

以前のものと比べて薄くなっていたりする部分もあるので、歪みが出ないように少し工程を変更してソロソロ削りましたが、特に問題もなく意外とあっさりいけました。



ボトム(三つ又)はしっかり、トップブリッジは柔らかくというのがトレンドなんですかね。

早々にテストするらしいので、結果が楽しみです。


今日は久しぶりに釣りに行ってきました。

丹沢ホームという渓流型の管理釣り場です。



気候も良くなって幸せな時間になるはずが、始めてみると全然ドライフライに出てきません。

たまに出てきてもなぜかヤマメばかり。



これまではイワナの方がよく釣れる釣り場だったのだけど...。

放流量を絞っているのかな??

2Dロガー用のハーネスを作製しました。

エンジンやサスペンションなどレース中のマシンのデータを記録するための電装の一部です。



この手のハーネスキットがなぜあんなに高いのかよくわかりました。

部品は高いし、手間はかかるし...。