大谷石に寄せ植え【失敗談】 | 多肉植物 shop Sedamnのブログ

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こんにちは(^-^)

フローリストのコウタです(笑)

今回は『多肉の紹介』『大谷石に寄せ植えしてから5か月ほどが経過したので苗の変化』と寄せ植え『失敗談』の3点のお話をしたいと思います(笑)


①大谷石に寄せ植えその後の変化
2015年8月頃(夏)に寄せ植えしたときの状態です。


苗も緑色でまったく紅葉はしていないですよね(笑)
カランコエ属-「冬もみじ」、エケベリア属-「薄氷」、エケベリア属-「ジャイアントブルー」(高砂の翁に似てますね)はまだ葉も開ききっています、色合いも春っぽい感じですよね(^-^)

2015年10月頃(秋)の大谷石です。


写真の撮影場所は違いますが、夏頃と比べてカランコエ属-「冬もみじ」、エケベリア属-「ジャイアントブルー」は赤みが出てきていますね、葉のほうも閉まってきました。
また、ムラサキベンケイソウ属-「ミセバヤ」も夏には開花していませんでしたが桃色の花が開花してとてもきれいでした(笑)「ミセバヤ」のように下垂する多肉を寄せ植えに使用すると動きが出て寄せ植えが面白く仕上がりますね(^-^)

2016年1月(冬)の大谷石


今回も写真の撮影場所は違いますね(^-^)
冬にもなると気温も下がり昼夜の温度差が大きくなるので紅葉も進みますね。
また秋頃(10月)から水上げの間隔が2週間に一回(土壌が乾燥したら)から月1回になります。
苗を厳しめに育てることで色や苗がより引き締まり綺麗になります。

カランコエ属-「冬もみじ」、エケベリア属-「ジャイアントブルー」は真っ赤に紅葉していますね(^-^)
夏頃と比べると苗が締まってきたので印象も苗と苗の間隔も変化してきました(笑)
また、他の苗も紅葉してきてとても綺麗に変化しています。

【多肉の育て方ミニ】

よく雑誌などでは冬や真冬は「夏型」の場合「休眠期」に入るんので「断水」して成長をさせないようすると書かれています(^-^)

冬は室内管理が多くなり、日も短くなるので土壌が乾燥する間隔も伸びてきます。
土壌が湿った状態で室内管理が長引くと「根腐れ」「徒長」の」原因になります。
「断水」することで成長を止め「根腐れ」や「徒長」を防いでいるんだとおもいます。

自分の場合は、一度急激に断水してしまい苗を痛めたことがあったので、月に1回を目安に水を上げています。水は鉢から溢れるまでたっぷり上げています。
なので、外に出せるときはしっかり出して太陽に当てるように気よつけて管理しています。
冬こそしっかり太陽に当て徒長を防ぎ春に向けていい状態を目指そう(笑)

【大谷石の寄せ植え-失敗談!!】

大谷石の夏から冬にかけての多肉の変化をよーく見ていただければ直ぐにわかると思うのですが、ムラサキベンケイソウ属-「ミセバヤ」が秋から冬になったとたん消えてしまっていますよね(笑)
別に嫌いになって引っこ抜いたわけではありません(笑)

今回初めて知ったのですが、ムラサキベンケイソウ属-「ミセバヤ」は・・・・・・
冬は落葉する!!知っていましたか(笑)

葉と花が12月頃から寒さに当たり始めるぐらいからシワシワになっていきパラパラと枯れてしまいました。初めて見たので、実際すごく焦りました(笑)

完全に枯れるわけではなく、地表近くに小苗となり集まっていました。
初めて購入されて、自分と同じく驚いている方がいましたら、安心してください(笑)
春にはまた成長して綺麗な姿を見せてくれると信じて待っています(^-^)

この状態は「ミセバヤ」の「休眠状態」であり、3月中下旬頃から新芽が出てきます。

えーほんとに8年間多肉を育ててきましたが、まだまだ知らない多肉の秘密がたくさんありそうですね(笑)これからもいろんな秘密を見つけていきたいですね(^-^)

【大谷石の寄せ植えで使用した多肉植物】


上の写真はエケベリア属-群月花(グンゲツカ)
別名-群月冠、スプリングジェイド


成長型→夏型(春~秋)

増やし方→葉挿し、挿し木

耐性→真夏の暑さには強く真冬の寒さには強い(-2°~-3
°まで耐えられます)
※自分は凍った時のことを考えると怖いので室内管理ですね(笑)

紅葉の色の変化→春は黄緑色が強いですが、葉の先端と縁が薄い赤色に染まり、は全体が薄い黄色っぽい感じになります。



エケベリア属-薄氷(ハクヒョウ)
別名→姫朧月、銀紅蓮
※姫朧月ってことは朧月に比べて小ぶりなんでしょうね(笑)

成長型→夏型

増やし方→葉挿し、挿し木
※エケベリアの場合は葉挿しのほうが増やしやすいと思います。
挿し木だと親株を切らないといけないので自分は植え替えなどでとれた葉を使用して増やしています。また、大きくなってきたらカットするようにしています。

耐性→真夏は直射日光に当てると「葉焼け」を起こすので半日陰で管理します。
冬は、氷点下に行くまでは外で管理しています。
雑誌などでは、-2°-3°まで耐えることが出来霜が降りても問題ないと書かれていますね(^-^)

紅葉の色の変化→春は白粉を帯びた黄緑が強いですが冬は薄い黄色っぽい感じになります。

薄氷を初めて見たとき、白い粉を帯びていたので名前と合うなと思いました。
とてもかわいらしい多肉です(^-^)
自分は寄せ植えに使用する時は「青系」のイメージで使用しています(笑)



上の写真はエケベリア属-ジャイアントブルー

成長型→夏型

増やし方→株分け、挿し木
※経験上、葉挿しがあまりうまくいったことがないですね(笑)
増やしたい場合は春か秋成長期に胴をチョキンと切れば周りから子供が吹くのでそれで増やしてもいいと思います。

紅葉の色の変化→写真用に赤く染まります。また、しっかり太陽に春から当てているとフリルが出来てとても可愛くなります。まるでドレスのようで自分はエケベリアの中で一番好きですね(^-^)

【注意点】
ジャイアントブルーや高砂の翁はフリルがとても可愛いですが、太陽不足になると葉が開きフリルもなくなってしまいます。たとえるなら「ナン」みたく平べったくなってしまうので、太陽には出来るだけ当てるようにしてください(笑)

大谷石の寄せ植え夏頃の状態は若干太陽不足であり、それがもっと状態が悪くなるとナン見たくなります。状態が悪くなっても太陽に当てればよくなっていくのであきらめないでね(^-^)




上の写真はカランコエ属-「冬もみじ」
※いい名前ですよね(^-^)
もみじは秋に紅葉して落葉樹だから枯れてしまいますが、この「冬もみじ」は枯れることなく美しい葉色を見せてくれます!

成長型→夏型
増やし方→挿し木
※カランコエ属は子が増やしやすいのですが、「冬もみじ」は挿し木でしか旨く行ったことはありません。

耐性→冬にすごく弱いです。氷点下に行くようであれば必ず室内管理してください。
窓のそばは寒さが当たりやすく凍る可能性が高まるので窓から離して管理してください。
氷点下に行かない日は外でj管理しています。

紅葉の色の変化→春は黄緑、冬は写真のように真っ赤に染まります。



上の写真は、クラッスラ属-天狗の舞
※群生した姿は本当に綺麗です。天狗の舞は分岐しながら上と横に成長していくので単体で大きく育てても本当に綺麗です。

成長型→夏型

増やし方→葉挿し、挿し木
※葉挿しは子株が出ないことも多いので、挿し木を進めます。
春と秋の成長期でしたら根も出やすいので増やすにはもってこいです。

耐性→クラッスラ属は寒さ暑さに弱いです。
暑くても「葉焼け」を起こしやすいですし、冬は寒さに弱いので凍ってしまうことがあります。
氷点下に行くようでしたら室内管理がいいです。

【失敗談】
以前育てていたとき、植え替えが旨く行ったのですが、冬にしまい忘れてしまし、朝見たら葉が倍以上に膨らんでいて水が垂れていました。凍ってしまうと、とても臭く一瞬で死んでしまうので冬は気よ付けてください。また、秋雨などに当てすぎると「黒点病」になり傷んでしまうのでこれも気よ付けてください。

紅葉の色の変化
→春は緑色、冬は寒さに当たり縁が赤く染まり、緑と赤の葉がとてもいい感じで美しいです(^-^)



最後になりますが「sedamn」は緑(多肉)と住宅の調和を強く願っています。
緑があることで癒しや、休息を与えることが出来ると思っています。
8年間多肉と接してきましたが、寄せ植えや管理をしているときはとても楽しく癒されました。
多肉植物の形・色合い・匂い・模様はとても不思議で美しく興味が尽きない存在です。
私は、緑には人と人を繋ぐ力があると思いっています。

住宅に新しい価値を、癒しを提供していきたいと感じています。

これからも「sedamn」をよろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また、ご指摘・質問がありましたらよろしくお願いします。