「開発職を志望するにあたり」自己分析と業界研究以外にやるべきことがあります。
開発職を志望するならば、臨床開発の流れと、その過程にある業務を知ることが不可欠です。
たまに、説明会では医薬品開発の基礎知識がある前提で話をする企業があります。
企業ごとの開発の特徴を知ることが説明会の本来の目的なのに、予備知識ゼロで参加するとそこまで気が回せません。
それに、開発職の業務は幅広く細分化されています。
説明会の時間を有意義に過ごすだけでなく、業務理解を通じて仕事発見をすることも大きな目的の一つです。
ではどうやって知識を仕入れるか?
2ステップにわけてご紹介します。
1st step:大枠をつかむ
「臨床開発の流れってどうなってるの?」
などの基本的なことは、企業の採用ページで見ることができます。
開発業務は法律で規定されている部分が多いことから、どの企業のページを見ても大凡同じように説明しています。
私のオススメはこれです。
図を使って分かりやすく説明しているので、きっと初学者でも抵抗なく理解できると思います。
→→ 「仕事を知る」
(出典:マルホ 新卒採用サイト)
他にもっと詳しいところもあるかもしれないので、イロイロと探してみてください。
2nd step:開発業務をイメージする
大枠をつかんでも、業務をイメージすることは難しいですし、ましてや志望理由には繋がりにくいと思います。
したがって書籍を通じて理解を深めるのが正攻法だと思います。
(1) 医薬品開発論(廣川書店)
http://www.hirokawa-shoten.co.jp/2010/03/post-152.html
(2) 臨床試験のABC(医学書院)
http://www.med.or.jp/cme/jjma/newmag/13501r/13501r.html
※PDFファイルがリンク先にあります
(3) 用語/略語集
説明会では、専門用語や略語が説明抜きで飛び交いま。知らないと聞く気が失せてしまうので、用語/略語集にも目を通しておくと良いでしょう。
→→ (Click here)
(出典:シミックHP)
(3)は絶対頭に入れて、(1)と(2)は好きな方を選んでください。
【次回予告】
開発職の新卒採用での募集はどのようになっているのか?
これを次回のテーマとします。
┃
┗━> 次回記事はコチラ