その手は桑名の英語屋ヒロさん -365ページ目

自分の身の丈を心得て

暑いです。今日の桑名はかなりの暑さです。



この暑い中、炎天下の下、息子と妻を連れて、私のいつもの散歩コースの公園で出かけてきました。私も妻もすぐに汗だくになり、すぐにエアコンの効いた部屋が恋しくなってしまいましたが、1才三ヶ月の息子だけは、とことん元気に走り回っていましたね。



さて、今日の話題は・・・


少々、精神的な話を。



最近、世の中の気になる動向として、若い世代の人たちから、高級車やブランド品などに対する物欲が無くなってきているという話を聞きました。



「成功」とか「リッチ」とか、私達の世代が、子供の頃より夢見てきた、いわゆる上昇志向のモチベイションが、根底から揺らいでいるようなのです。



それは、果たしてネガティブな動向なのでしょうか?



私は、そうは思いません。



もうすぐ42歳になる身の者として、最近、強く思うのは、物質的な豊かさや金銭面でのリッチさを求める人生には、往々にして、様々な犠牲が伴うということです。たとえば、家族であったり、友情であったり、恋愛であったり、親子の絆であったり、自分の趣味や教養など、情操面を豊穣にしてくれるような活動であったりとか。



私自身は、今もリッチな状態とはほど遠い生活をしているので、いわゆる金銭的な成功者の人達がたどり着く境地がどのようなものなのか感じる術もありません。



将来の不足(不測)の事態に備えて、できるだけたくさんの蓄えを持つことが安心につながる。そして、そのためには、人よりも出世し、人よりも成功し、人よりもたくさん稼ぎたい。こんな価値観を持って、ハードワークにいそしむ諸兄がどれほど多いことでしょうか。



でも、人生で本当に一番大切なことって、本当に、お金を人よりもたくさん貯めて、老後を安心して過ごすことなのでしょうか?



リッチになることだけが、人間に安心感をもたらすのでしょうか?仮にそうだとして、人はいったいどれくらいまでリッチになれば真の安心感を得られるのでしょうか?



身の丈を知る、という表現があります。人間個人のサイズなんて、所詮、「起きて半畳、寝て一畳」程度です。



その個人が、何億、何十億というようなお金を稼ぐことために、汲々として、成功への街道を脇目も振らずに突進していくような人生が賞賛されているような社会は果たして正常なのでしょうか。



精神的な豊かさ、魂の実り、心の平安さは、この世の成功街道からは大きく外れたところに位置しているような気がするのです。







東国原知事の発言

朝は土砂降り、そして、午後からは酷暑の桑名です。



ここ数日、朝に豪雨が邪魔して、ウォーキングが出来ないでいるので、フラストレーションがたまり気味の水越です。



さて、今日の話題は、水曜日ですが水・・・




の話題ではありません。



昨日から今日にかけて、マスコミを大きく騒がせているあの東国原知事の発言について、二言、三言、言わせてもらいましょう。



10代から20代にかけて、自他共に認める「ビートたけし教信者」だった私にとっては、その一番弟子である知事に対しても、並々ならぬ親近感を抱いてきました。



昨日、衰退甚だしい自民党からの、定石通り、人気にあやかろうという魂胆丸見えの次期総選挙への出馬依頼が持ちかけられたわけですが、「総裁候補としての地位を確保するならOK」という仰天の条件を突きつけるという離れ業をやってのけた知事。



さすがは長年、たけしさんの一番弟子を務めてきただけのことはある知事です。シャレともホンネとも取る事ができるこの発言は、まさに、たけしさんのかつてのトークの十八番のコメントでもある「シャレになんねえ」という、切れ味鋭い、ブラックなコメントですよね。



長年、芸能界のトップに君臨し続けてきたたけしさん一家の出身だけのことはあって、マスコミの騒がせ方もよく心得たものです。



これからの知事の一挙手一投足からますます目が離せませんね。



浜岡原発へ見学に行ってきました

梅雨の合間の晴れ間が覗く、今日の桑名。



もの凄い蒸し暑さです。



ゴルフの全米オープンは、最後までタイガー・ウッズの調子は上がらず、結局、またしても彼の連覇はならなかったようですね。



とは言っても、不調とは言いながら、結局、フタを開けてみれば、6位に食いこんでいるところはさすがは超人ウッズですが。



さて、本日は火曜日。ということで、今日の話題は・・・


火にまつわる話で行きましょう。



火と言えば、日曜日、生まれて初めて、発電所に行ってきました。それも原子力発電所です。



静岡県の御前崎にある浜岡原子力発電所で、その大きさは名古屋ドームが実に30個以上入るような巨大な施設でした。



施設内では、ガイドがついて、原子力発電のメカニズムについて、実にわかりやすく、詳しい説明を受けることもできました。



200906211105000







発電の原動力は水蒸気であり、海水を温めることによって大量の水蒸気を作るための燃料が石油であれば「火力発電」であり、ウランであれば「原子力発電」だったのですね。



親指の先ほどしかない小さなウランのチップが、実に石油にすると何千リットル分に相当する発電の燃料になるのだそうです。



放射能という負の副産物があることが問題であることは確かですが、エネルギー自給率が実に3パーセントしかないわが国では、理想的な側面も多く持ち合わせている燃料であることは否定できないでしょうね。