岩手医大付属病院呼吸器内科の初診で主治医に「残念ですが、肺の影は肺がんです。ステージⅢ、5年生存率は20%です」と言われてから、今日で丁度2年を迎えた。

診察室から出たとき、頭が真っ白になったのを覚えている。

それから、放射線化学療法による入院治療、1年半何事もなく生活できたが、今年2月に再発を確認。先週2度目の放射線治療を行い、今日を迎えることができた。

本音を言うと、癌告知直後は正直言って先のことを考えることが一切できない状況だった。

でも、周りの方々の励ましや応援に何度となく助けられてきた。

今は癌になったことも天命(運命という言葉は好きじゃない(笑))と考え、前向きに生きることにした。

「やりたいことやった方がいいよ」って言ってくれる人もいるけど、やりたいことは物理的にも金銭的にも限度があるので、「やりたいこと」じゃなく、「やれること」をやっていきたいと思う。

「5年生存率20%」はあくまでも統計的な数字、5年以内に必ず死ぬわけじゃない。

今は前向きに癌と付き合っていくだけ。

まだまだ負けるつもりは無いので、みなさんに見守っていてもらえれば幸いです。

今後ともよろしくお願いします。