映画『64-ロクヨン-前編/後編』 | キムチの備忘録♪

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前後編で公開されている映画
『64-ロクヨン-前編/後編』 ⇒HP
前編を先月、後編を12日の日曜に観てきました映画








原作は横山秀夫・著『64(ロクヨン)』
64(ロクヨン)/横山 秀夫

¥2,052
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私はもともと横山秀夫作品のファンなのですが、『64』は未読です。
今回映画化ということでキャストに惹かれたのもあり観たかったんです。
佐藤浩市さんと綾野剛さんが出てるからはぁと
しかも、かなりの豪華キャストです!!




あらすじは上のポスターをご参照ください。

前編は昭和64年の誘拐殺人事件と時効目前の14年後を、当時事件を担当していた刑事・三上(佐藤浩市)を中心に描いています。14年後の三上は刑事ではなく広報官になっています。
そして14年前の64事件を模倣したような誘拐事件が発生したところで前編は終わり。
後編は14年前と今回の事件がどのように繋がっているのか、誘拐事件の真相に迫ります。






個人的に見どころは、

・警務部VS刑事部、広報部VS記者クラブといった組織内の軋轢(横山さんの得意分野です)と葛藤しながら事件と向き合う広報官三上
・被害者家族である雨宮(永瀬正敏)の執念

でしょうか。
それだけじゃなく、ロクヨン事件に関わった色んな人の想いが交錯して切なく、胸が熱くなるお話でした。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが…




これはあくまで私の意見ですが
犯人を探し出す方法が本当に可能なのかとか、犯人を確保する時もっと上手くやれなかったのかとか、最後の終わり方とか…いくつか不満が残る点もありました。
(読んでいないので分かりませんが原作とは少し違うようです。また原作のほうも読みたいと思います。)


しかしながら俳優さん達の演技が素晴らしくて良かったですキラキラ