上と外〈1〉素晴らしき休日 (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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上と外〈2〉緑の底 (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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上と外〈3〉神々と死者の迷宮(上) (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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上と外〈4〉神々と死者の迷宮(下) (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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上と外〈5〉楔が抜ける時 (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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上と外〈6〉みんなの国 (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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両親の離婚で別れて暮らす元家族が年に一度、集う夏休み。
中学生の楢崎練は久しぶりに会う妹、母とともに、考古学者の父がいる中央アメリカまでやってきた。
密林と遺跡と軍事政権の国。四人を待つのは後戻りできない〈決定的な瞬間〉だった。（一巻文庫裏表紙より）
恩田陸さんの書下ろし小説全六巻。隔月発売だったのでリアルタイムで読んだ方は先が気になったことでしょう！
一巻は序章といった感じで、私は読み終わるまでに結構時間がかかってしまいました。
しかし一巻末、主人公練とその一家がティカルの遺跡を見にヘリコプターに乗っている途中にクーデターに巻き込まれ、さらには練と妹の千華子がヘリから投げ出されてしまいます。
そこは密林のジャングル！これから一体どうなってしまうのか！？
ってことで先が気になりあとはサクサク読みました＾＾
ここからは少しネタバレとなりますが
両親はクーデターの決起グループに拘束され、子供達は密林のジャングルでサバイバルするハメに。
練たち兄妹が落とされた密林の生い茂ったジャングル。
ティカルを目指してジャングルを移動する練と千華子ですが…マヤ文明の遺跡が共存する、ジャングルの地下には想像もできないような地下都市が存在したのでした。
そしてその地下で練はマヤの『成人式』という儀式に参加させられてしまいます。
命を掛けたゲームに手に汗握りました(((゜д゜;)))
一方両親はなんとか決起グループのもとから逃れ、子供達を捜索しにヘリを飛ばす。果たして再会を果たすことができるのか…
冒険小説が好きなので、こういうお話はワクワクします。
『成人式』の儀式は特に面白かったです！自分が練になった気分でハラハラドキドキしました(＞_＜)
ただ、ちょっとモヤっとした部分もあり、
革命新政府の目指す「電子政府」というものがイマイチ飲み込めなかったのと、
その為になぜ『成人式』をする必要があったのかという理由付けがよう分からんσ(^_^;)
しかしながら区切り良く六冊に分かれていて一冊一冊が短いので読みやすいですし、
あまり重くならずワクワクするお話が読みたいという人にはオススメです
ラストはちょっとベタな感じですが…(笑)
冊数が少ない方が良い方には
上下巻
上と外〈上〉 (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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上と外 下 (2) (幻冬舎文庫 お 7-10)/幻冬舎
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単行本で一冊にまとまっているもの
上と外/幻冬舎
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もあります＾＾