ウルヴァリン | 王様の耳はパンの耳

王様の耳はパンの耳

日常の歪み、摩訶不思議な出来事を苦笑いしながら穴を掘って埋めちゃうココは人生のかさぶたみたいなもの。うん、ついつい剥がしてみたくなりますよね。

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試写会を見て参りました。

大満足!

ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンことローガンも良いのですが、今回は彼の兄、ビクターがいい!

その野獣っぷりもさることながら、ローガンとの血の絆を随所に見せる様がたまらんです。

そして、お待ちかねのガンビット登場。※コミックでは一番のお気に入りキャラ。

カードを使ったアクションが凄くセンス良く表現されていてこちらも満足ですが、個人的にはもう少し育ってからのガンビットが好きかな。
まだ、若いんですよね~映画の彼は。


このハリウッド映画の【Xメン】シリーズは1から見ておりますが、シリーズの中でも一番のシナリオだと思います。

物語として最高の出来です。

ただ、物語を重視したからこそ映像的には地味かもしれません。

1や2のように悪の組織が世界征服するとか人類滅亡とか街ごと壊滅みたいな話ではありませんし。

ミュータント戦も1や2のようなバラエティーやド派手な演出はありませんから。

でも、燃えます。

視覚ではなく、情緒とか感情的なところで熱く燃える映画です。

なんて言うのかなぁ~アメコミキャラに真の意味で血肉があることを感じ、凄くシンパシーを感じました。

うまく言えないんだけどさ、凄く面白かったです。