前回の更新からなんと3か月も空いてしまいました…。


ちゃんと生きてました…。


さて、本日ようやく博士論文の年内ご指導が終了しました。


実は修士時代、修士論文の研究発表は「パワポ禁止」でした。
なぜかというと、「パワポで上手く発表できても実際の論文はお粗末」という院生が多かったと、当時の教授陣がおっしゃっていました。

ところが博士になってから、ご指導を受けるようになって半年が経過した頃、「論文の構造化ができるまでは、文章化しないこと」とお達しを受けましたΣ(゚д゚lll)ガーン
先行研究を調査し、毎回30枚近いパワポを用意して、コツコツと作業を繰り返してきましたが、いきなりゼロベースに…。

正直、書くことを生業としていた自分にとって、書かないことがこれほど辛いとは予想もしていませんでした…( ノД`)シクシク…

ところがところが、今回は目からウロコ、たった3枚の図表から、様々なインプリケーションが先生方から導き出され、次にとりかかるべきことが、見事にくっきり浮かび上がってきました。

やっと「SDMらしい」(システム思考×デザイン思考)論文ができそうな予感がしてきました!


…ということで、ちょっと視界が開けてきた状態で年末年始を迎えられることになりました。


今日で年内日吉に通うのも最後かと思うと、なんだか感慨深いものがありました。


4月、ドキドキしながら迎えた入学式。
半期はいくつかの推奨授業を履修し、日々課題提出のキツサに悲鳴をあげそうでした。

同時に新たに日本女子大学家政経済学科で「現代ビジネスと起業」の授業を毎週担当。
ルーティンの仕事以外に加わった「学ぶ・教える」という、まさに自転車操業の日々…。

そして、法政大学の紀要に「研究ノート」として、論文が掲載されました。
し、しかし、他大学の紀要掲載は、博士学位のポイントには加算されないと、後から聞かされました…。しょぼーん(´・ω・`)

5月、経営情報学会で、SDM入学後、初の発表をしました。

7月、福島モノづくりブランド構築事業という補助金事業の、なんと委員長の拝命を受け、毎月福島往復をしながらの生活が始まりました。
また、一度だけ低血糖の発作を起こし、大学と大学院の授業を1日ずつ休むことになりました。
その時は、さすがに落ち込んで、「やはりこの生活は無理なんじゃないか」と弱気になったこともありました。

9月、慶應三田キャンパスの「慶應外語」に週1回、通い始めました。英文のライティングとリーディングには格好の練習機会になりました。これは将来、国際学会発表を睨んで、のことです。

10月から現在。とにかく「まずは論文の構造化を」とのご指導を受け、頭を悩ます日々。
関連書籍を読み漁り、学会や研究会などにもいろいろ顔を出しつつ、ヒントを探っていました。

そして今日の年内最後のご指導。
パーッと来年に向けての課題が見えてきました!

いい状態で年内の院生生活を終わることができ、心から感謝いたします。
前野隆司先生、保井俊之先生、今年は本当にお世話になりました。
ありがとうございました!

そして何よりも慶應SDMの自由さ、明るさが好きです(^^)


来年も頑張りま~す(^^♪



*写真は12月26日に開催された、ヒューマンラボ(前野研、白坂研、五百木研)の忘年会でナゾのサンタさんとともに。(笑)