(挑戦的なタイトルですみません)

(あくまで我が家の話です)

いえ、この間我が新居に
友人数名が遊びに来てくれまして
家に入ると同時に
友人その1(ポーランド出身、
新居訪問はすでに数回目)が
「わあ!すごくきれいになったわね、
貴方たちがずっと気にしていた
前の持ち主の煙草の臭い
もう完全に消えたんじゃない?」

「え、本当?
でもまだやっぱり気にならない?」

友人その2(スコットランド出身)が
「全然気にならないよ、僕はちょっと
鼻は弱いほうなんだけど、
だからそのせいかもしれないんだけど
変な臭いなんて全然しないよ、
少なくとも僕にとってはこの家は無臭だよ!」

え、そうかなあ?と
玄関で盛り上がっておりましたら
車からお土産を出すのに手間取って
少々出遅れた友人その3(ケニア出身、
新居にお招きしたのはこれが初めて)が
「何々、何の話?僕も混ぜて!」

「いや、煙草の臭いの話なんだけど・・・」

「ああ、うん、この家は煙草の臭いがするねえ
・・・あれ、君たちって煙草吸うんだっけ?」

友人その1の優しさ、
友人その2の誠実さ、
そして友人その3の正直さが
とてもよくわかるお話ですね。

3人ともいい人たちです。

というわけで、新居の悪臭を敵とする
戦いの日は!まだ終わらない!な
今日この頃ですが、まあ現在
ギリシャの首相が直面している戦いに比べたら
我々の悩みなどは些細なものです・・・
とも言い切れないのが辛いところ。

ちなみに悪臭除去の最善策は
当然『お掃除』なのですが、
ストーブで薪を燃すとそれが
消臭剤代わりになる気がする、というのが
わが夫(英国人)の最近の発見。

特に我が家はこの冬
『完全に乾燥した薪』が不足しており、
仕方なく『まだちょっと湿った薪』を
ストーブにくべていたのですが、
そういう薪をストーブの中に入れる前に
30分ほどストーブの上に置いて
鉄板でお餅を焼く要領で乾燥させると
あら不思議、『アロマ:森林浴』みたいな
素敵な香りが室内に満ち。

いうなれば檜風呂のような?

「僕はお店で売られている
『芳香剤』の臭いは苦手なんですが、
こういう『木の匂い』は好きです」

そんな自然派の夫のために
試してみましょう、お花の香り。

というわけで、このたび
我が家にお目見えしたのが
ヒヤシンス君でございまして。

ヒヤシンスの何がいいって
あの香りも素敵ですけれども
『2段階式ロケット』みたいな
あの成長ぶりが私のツボで。

芽が出て


ふくらんで


ドーン!だ


現在我が家の居間は
乾いた薪とヒヤシンスの香りに
満ちております。

本当です。

家のその他の場所の臭いについては
質問をお控えください。

ドドドーン!



今回のヒヤシンスは何とびっくり
球根から栽培してみました

いえ、去年まではスーパーで
すでに『芽が出て膨らんだ』株を
買ってきて窓辺に置いていたのです

球根から育てる場合、
『芽が出て4センチ以上になるまでは
直射日光を避けてください』
とのことだったので鉢を
家の北側に置いておいたところ
ヒヤシンス君にとっては
ちょっと冷え込みが厳しすぎたらしく
一時成長が危ぶまれたのですが
このたび満開 ああよかった

若い頃は花に興味など
まったくなかったのですが
年のせいか北国暮らしのせいか
ヒヤシンス=春の先触れ、
みたいな感じで私はウキウキ

どうしようこのまま私が
『趣味:園芸』みたいな方向に
走ってしまったら!

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