「テポドン2」言い出しっぺは誰か
なんだか、既成事実のようになってしまった「テポドン2発射準備」なんだが、北朝鮮側の発表を見かけない。
とすると、言っているのは、日米だけ。
韓国も言ってはいるが、半信半疑な感じ (韓国語の新聞を読めればいいんだが、日本語訳してる段階で偏ってそうなんだよな)
てことは、日本の独自情報なんて知れてるから、情報ソースは、米国のみ、という極端に偏った情報ということになる。
果たして信頼していいの?
ありもしない大量破壊兵器をあると言い張った国を?
まあ、我ながら陰謀論が過ぎるような気もするんだが、こんな記事(テポドン問題、長期化の可能性も 安倍長官が示唆 )を見ると、ちょっとねぇ。
この問題、長期化してもっとも得するのは誰か?って考えちゃうよなあ。
(以下引用)
2006年06月16日17時50分
北朝鮮の咸鏡北道(ハムギョンプクド)・舞水端里(ムスタンリ)のミサイル実験施設で、新型の弾道ミサイル「テポドン2」が発射台に運ばれたことが明らかになった。今週に入って米政府から日本政府に伝えられた。液体燃料を注入する動きは確認できず、政府は示威行動の可能性も捨てきれないと見ているが、動向を注視している。
日本政府関係者によれば、組み立てられた状態の「テポドン2」が発射台に据え付けられている映像が衛星写真でとらえられているという。発射台近くに複数の車両が見られるものの、タンクローリーなどの車両は確認できていない。
「テポドン2」は射程約3500~6000キロで、ハワイやアラスカ、米国西海岸に到達する能力を持つ。5月初めから、トレーラーに積まれた状態で発射台近くに引き出された状況が続き、日本政府内では従来の演習ではない可能性もあるとの指摘が出ていた。
安倍官房長官は16日午前の記者会見で「我が国の安全に直接かかわる弾道ミサイルが発射されれば、日朝平壌宣言に違反した行為である」と述べ、従来の「差し迫った状況ではない」という発言から踏み込んだ。
北朝鮮の動向に詳しい情報筋は16日、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2」を発射台に据え付けた状態であるとしたうえで、このまま準備が進められれば、最悪の場合、数日内にも発射される可能性があるとの見方を示した。ただ、液体燃料を注入する作業は確認されておらず、日米韓が北朝鮮の出方を注視しているという。
情報筋によると、北朝鮮はテポドン2の準備と並んで、中距離弾道ミサイル「ノドン」についても発射準備を進めている兆候があるという