センチメンタル・ジャーニー。運命の人としか思えない相手に出会った。しかし僕たちは決して結ばれない運命だった。彼女はレズビアンだったのだ。「キミが女の子だったら良かったのに」彼女はさみしそうにそう言った。報われない恋に悲観した僕は、来世での出会いに期待してこの世に別れを告げた。そしてついに念願叶って女の子に生まれ変わった。喜び勇んで彼女の生まれ変わりに会いに行くと生まれ変わった彼女はホモの男性になっていた。心を揺さぶる短編小説1リットルのよだれ・第壱話・完