悩ましい勇 | 漫文幽室

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保護犬のお預かり中の様子をお伝えします。


悩ましい、って、こういう蠱惑的な(?)ポーズを習得したとかいうわけではなくてですね。


















この暑い中、オトコ同志でラブラブ熱気を放散し、地球温暖化を加速させている幸せな奴らなど、いつまでもラブラブして溶けて融合しちまえコンチクショーなのです。

























勇ですよ、問題は。

「また病院に来たけど、今度は何でしょう?…フフフ…」
















…っこの最弱男め。


結石は、オシッコと一緒に自然に出たようで、なくなっていました。

「ラッキー♪」

















細菌性膀胱炎がね、治りきっていないのですよ。
前回受診時よりは良くなっていますが、まだ細菌(大腸菌)がいます。

「ほうほう」

















細菌の種類に合致した抗生剤を、充分な量・充分な期間飲んだのに、まだ消えていないのはちょっとおかしいわけです。
結石が残っていたらそれが原因とも考えられましたが、結石はなくなっているので、他に細菌が繁殖し易い要因があると推測されます。
で、可能性の一つとして挙げられたのが、排尿障害。
オシッコを全て出しきれず、常に残尿があると、細菌が繁殖し易いそうです。
これを確認するには、オシッコを出しきったタイミングでの検査を何回かしないといけないので、なかなか難しいのですが。
昨年保健所に収容された時の記録にも
「不随意な排尿、腹囲膨満、陰嚢浮腫を認める」
とあるので、元々膀胱が弱いのかもしれません。
この最弱男め。

「逆に凄くない?」

















抗生剤の量と回数を増やして、もう一週間投薬する事になりました。
回数を増やして、って簡単に言いますが、抗生物質の血中濃度を一定以上に保つ為に、きっちり8時間おきに与えないといけません。
毎日6:00、14:00、22:00に鳴るように、携帯のアラームをセットしました。
生活が規則正しくなりますわ。(^_^;)

「普段の生活が乱れ過ぎだと思うのですよ」

















オシッコを我慢するのも当然膀胱に良くないので、天気の許す限り庭で過ごさせています。
室内でもいざとなればオシッコ出来ますが、基本的に我慢してしまうので。
しかし、今後も「膀胱炎になり易いヤツ」のままいくであろう事を考えると、非常に悩ましいです。
屋外ならオシッコしたい時にいつでも出来るので膀胱に優しいですが、僧房弁閉鎖不全症もあるので、真冬など屋外では心臓に負担が掛かる心配が…。
室内飼育で一日に何度もトイレに連れ出す…?
性格的にも体格的にも人を選ぶし…。
あぁ悩ましい!
勇を飼える環境のご家庭が限定され過ぎて非常~に悩ましいです!
この最弱男め。


「よくわかんないけど僕は田舎暮らしがしたい」

















保護犬達に医療費をご寄付くださる皆様、本当に本当にありがとうございます。土下座





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