昨夜のジャパンダートダービーは、まさかまさかのフリオーソ圧勝。３連単△★◎の組み合わせは当然、持っているわけがなく、予想に乗ってくれた人たちに迷惑をかけてしまった。
私としてはかなり自信があっただけにショックなのは確かだが、あまり引きずらなかったのは我が阪神タイガースが巨人に連勝したから。このあたりは応援するものをいくつか持つ者の強みである。
馬がダメなら虎がある。すでに今年はシーズン１位をあきらめている状態で、何とかプレーオフ圏内の３位に入ってくれないかと願いつつも、振り向けば５位ヤクルトが手招きしているのが一昨日までの虎。ところが、この連勝で３位横浜がくっきり視野に入ってきたのだから自然とヤル気がわいてくる。尻に火ならぬ尻に燕の危機的状況は変わらないが、燕のはばたきを追い風にさらなる上昇気流といきたいものだ。
虎の噛み跡が２つついたウサギはかなり傷付いているらしい。社内のオヤジＧ党は早くも昨年の大失速が頭をよぎり、今にも泣きだしそうな表情を浮かべている。彼らは常勝などありえないプロ野球の世界に「毎試合勝ってほしい」という傲慢な理論を持ち込み、負けるたびに本当に落ち込んでいるのだから笑える。私からみれば年に60日以上ストレスを溜め込む第一級の心筋梗塞予備軍だ。その点、私は…「勝っても負けても虎命。負けてナンボの馬命」