（reprinting：NHK NEWSWEB）
京都・太秦 東映京都撮影所で火災
２０日昼すぎ、京都・太秦にある東映京都撮影所で撮影用の建物から火が出て、現在、消防による消火活動が続けられています。
２０日午後１時半すぎ、京都市右京区太秦にある東映京都撮影所で建物の中が燃えていると従業員が消防に通報しました。
炎が激しく上がり、黒い煙が一帯に立ち上りましたが、消防車２０台余りが出て消火に当たり、１時間余りたった午後２時半すぎには火の勢いは弱まりました。
消防によりますと、これまでのところけが人の情報は入っていないということです。
消防と警察では、建物の中にあるプロパンガスのボンベが爆発する可能性があるとして、撮影所の敷地内にいる人に避難を呼びかけています。
東映京都撮影所によりますと、燃えているのは「第１ステージ」と呼ばれる面積がおよそ９００平方メートルの撮影用の巨大な建物で、出火当時は午後２時半から始まる予定だった民放のドラマの撮影の準備を終えたあとで、中には誰もいなかったということです。
現場のおよそ４００メートル東には一般の人に公開されている観光施設「東映太秦映画村」があり、映画村では観光客を火元から離れた安全な場所に避難させるとともに、入場制限を行っているということです。
火事が起きた「第１ステージ」の隣の建物で撮影していたという５０歳の男性は「火事が起きたので逃げろ、という声を聞いて外に出てみると、すごい煙が上がっていたので必死に逃げた。こんな大きな火事は初めてだ」と話しています。
重度にいたる受傷者はいない、との情報には安堵しますが、数々の歴史を作り続けてきた〝聖地〟の火災事故だけに、少し複雑な感覚を覚えています。
６月１７日の、仮面ライダーフォーゼ、出演者トークショー参戦の際には、是非とも、現地スタッフのみなさんに、お見舞い申し上げようと思います。
＞不謹慎な発言かも知れないけれど、イベント中止にはして欲しくないなぁ、こんな時だからこそ、応援したいし、負けないでがんばって欲しい旨、映画村スタッフに伝えたい。
