[技・045]ScanSnap、こんな原稿のときはこの設定
本体の青いボタンをぽんと押すだけで
どんどんパソコンに書類などの電子データをとりこんでくれるScanSnap。
そのボタンを押したときの設定はScanSnapManagerで定義された設定
つまりカラー/白黒や両面/片面などの設定、さらには白紙検出や
原稿の向きの自動補正が使われます。
つまりカラー/白黒や両面/片面などの設定、
原稿の向きの自動補正が使われます。
どんな原稿でも同じ設定でいい、というのもありなのですが、
やはり効率的に取り込むには、原稿の種類によってあらかじめ
ScanSnapManagerで取り込みの設定をかえておくこと がコツになります。
ScanSnapManagerで
以下、こんな原稿にはこんな設定 の例です。
その1:コピー用紙の片面のみに印刷されたドキュメントの取り込み
もしコピー用紙が薄手のものだと、両面/片面自動認識のままでとりこむと、
何も印刷されていないはずの裏面まで取り込まれてしまうことがあります。
これは、用紙が薄いため、表面に印刷された内容が裏面に透けてしまうために
おこります。
おこります。
こんなときは、「片面読み取り」設定にして取り込みましょう。
ちなみに片面読み取りは、ScanSnapManagerで設定を変更しなくても、
ScanSnapManagerのアイコンを右クリックして表示されるポップアップメニューから
片面読み取りを実行することができます。
片面読み取りを実行することがで
その2:雑誌のとりこみ
雑誌全般に言えること、というわけではないのですが、
原稿の向きを自動で認識するように設定していると、
取り込んだ画像があらぬ方向に回転されてしまうことがあります。
これは、雑誌に書かれた文字の向きをScanSnapが誤認してしまうためです。
このようなときは「原稿の向きを自動的に補正します」設定をOFF にして
とりこむととよいです。
とりこむととよいです。
その3:手書きの紙やとりこむ場合
手書きの紙をとりこむときにも、先ほどの「原稿の方向誤認」が
おこることがあります。
おこることがあります。
したがって、まず「原稿の向きを自動的に補正します」設定をやはりOFFにしたほうがよいようです。
加えて、手書きの文字は、書いた筆記具にもよりますが、
鉛筆などで書いた場合や細めのボールペンで書いた場合は、
スキャンするとかすれて見えないことがあります。
このようなときは、文字をはっきりさせる(「文字をくっきりします」設定)
といった設定が有効のようです。
さらに、手書きの原稿が白黒なら、読み取りを濃いめにする、という方法も有効です。
さらに、手書きの原稿が白黒なら、読み取りを濃いめにする、という方法も有効です。
3つほど例をあげましたが、ScanSnapを普段使っていると
無意識に「あ、この原稿はこういう設定にしたほうがよさそうだ」
というのがわかってきます。
無意識に「あ、
設定を変更することにこだわると余計に時間がかかり、
ScanSnapOrganizerの編集機能で白紙の削除やスキャン結果の回転をしたほうが早かった、
というこもあるかもしれませんが、
設定を変更することが無意識にできるようになると、
スキャンにかかる時間を短縮することができますよ。
というこもあるかもしれませんが、