[技・026]iBooksをスキャンしたドキュメントのライブラリとして活用する | ScanSnap,Offirio,DR-150などドキュメントスキャナーを本当に使いこなす方法100

[技・026]iBooksをスキャンしたドキュメントのライブラリとして活用する

今回は小技の紹介です。
これまでの記事で、スキャンした結果のPDFファイルを
iPhoneに取り込んで閲覧するツールとして
iBooks」を使うことについて紹介してきました。
(このブログ内で「iBooks」が登場する記事はこちら )

この記事では、スキャン結果をiBooksで使う上での具体的な方法
ちょっとしたコツでもっと使い勝手がよくなる方法をご紹介します。

<この記事のキーワード>
ドキュメントスキャナー、PDF、iPhone、iBooks、DropBox


■ iBooksとは
iBooksとは、iPhoneやiPad上で動く、電子書籍リーダーと呼ばれる種類のアプリケーション(アプリ)です。
今のiBooksアプリは、単なる電子書籍リーダーの機能だけではなく、
電子書籍をカテゴリごとにわけることや、
あたかも書棚に本が並んでいるかのような表示で書籍一覧を表示
ることができます。

また、いわゆる「電子書籍」として購入したものだけではなく、
自分で好きなPDFなんかもiBooks上で整理することができます。



■スキャン結果をiBooksに入れる方法の一例
スキャン結果をPCからiBooksに転送するために私が使っている方法をご紹介します。
これ以外にもいろいろ方法があります。)

1.いつものように、ScanSnapを使って文書などを取り込む。

2.PC上で、DropBoxの任意のフォルダにスキャンした結果のPDFファイルを入れます。

3.iPhone上のDropBoxアプリを起動して、スキャン結果をPDFを表示でさせる。
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4.PDFが表示でされた画面下方にある「取り出しアイコン(?)」をタップする。
取り出しアイコン(?)は、上の図の右下のアイコンです。

5.コピー先としてiBooksが選択できるので、iBooksを選択する。
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6.iBooksで開く
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7.iBooksに取り込まれたPDFファイルを任意のカテゴリに入れる。
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文字で書くとややこしそうですが、
実際に上記の流れをおこなうのにそれほど時間はかかりません。



■では、iBooksでスキャン結果をPDFを扱うためのコツを2つ。

コツ1:iBooksの表示スタイルは書棚スタイルよりもリスト表示スタイル。

<書棚表示の場合>
購入した電子書籍をなどが書棚に並んだ表示はとてもかっこいいですが、
スキャンで取り込んだPDFは、特に文書になると書棚に並んでも見栄えがしません。
また、一見してなんのドキュメントかがわかりません
(下の写真・左)

<リスト表示の場合>
iBooksの表示スタイルをリスト表示にしておくことで、ファイル名が見えますので、
一見して何のドキュメントであるかを識別することができます
(下の写真・右)

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コツ2:ファイル名の付け方を工夫する

コツ1とも関連します。
PDFのファイル名は、
「はじめの10文字程度でそれが何のドキュメントであるかを端的に示すファイル名」にします。
なぜなら、iBooksでのリスト表示で表示されるファイル名は日本語だと10文字強くらいだからです。

たとえば、
「TOEIC公式問題集Vol.4のうち1回分のテスト内容を取り込んだ文書」
であれば
「TOEIC公式問題集Vol4.第1回テスト分.pdf」・・・×
とするのではなく、
「TOEIC公式4第1.pdf」・・・○
とします。



iPhoneやiPad上のiBooksに取り込んだ書籍は
オフラインでいつでも見ることができるという利点があります。
(iPhoneの電池切れ状態では無理ですが。。。)
以上、便利なツールをより便利に使うためのTIPSのご紹介でした。