乱視が強めの方がいましたので、iFSイントラレーザーでフラップをオーバル形状に作成して手術を行ないました。
通常の近視だけであれば、フラップの形状は円形のままで差し支えありません。
これは屈折矯正をするエキシマレーザーの照射パターンが円形だからです。
ただ乱視が一定以上に強くなってくると、
エキシマレーザーの照射パターンが横に長い楕円形に照射してゆきますので、
↓↓↓(こんな感じで)
打ち漏れをなくす意味でも、楕円形のフラップの方が矯正効果は高くなります。
また、フラップの縦と横の比率を変化させることで、楕円形の形も任意に設定可能です。
今回の場合、乱視の度数が右-2.5D、左-3.0Dと強めでしたので、変化率を10%に設定しました。
で作成したフラップがこちら
乱視の照射パターンに合わせて楕円形に作れてます
乱視が強い方はオーバルイントラレーシックがお勧めです
もちろんiレーシックでもオーバル形状のフラップが作成可能です