日本で学べない「生きた英語」

日本で学べない「生きた英語」

日常会話でよく使う「生きた英語、単語、熟語」を
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以前、プチ英語として発信していた投稿記事ですが、今度は表題を「生きたプチ英語」として再出発することにしました。英語本場ではポピュラーに使われるけれども、日本では馴染みがない単語、熟語、フレーズを紹介していきたいと思います。
 
さて、今日紹介するのはBINという単語です。
 
発音的には日本語の「瓶」と発音は同じですが、しかし意味は全く違います。
 
私もこの単語を初めて聞いた時、日本語の「瓶」を想定してしまい、でも全く文章の意味が通じないので一体どんな意味なのか、不思議に思いました。
 
この経験から、恐らく皆さんもこの単語に対して相手との対話の中で出てきたら不思議に思ってしまうのではないかと思いました。故に、ここで採り上げる事にしました。
 
まず、BINが出てくる対話文章例を採り上げましたので目を通してください。
 
この対話はアメリカでポピュラーなTV番組であるEllen showで元英国サッカー選手のベッカム「David Beckham」へのインタビューの一部です。
 
[David] I got one mandolin for like $14. And my son then took it into the studio and played this amazing song. So he’s passionate about it.
[Ellen] 14 --- did you go to a pawn shop? Where did you get a mandolin for $14?
[David] It was the Guitar Center.
[Ellen] Really?
[David] Yeah.
[Ellen] Well, that’s a good price for a mandolin. They’re on sale, because nobody plays them. There’s a whole bin of them or something.
 
最後の文章にこのBINが出てきましたね。この文章の流れから、BINの意味がつかめましたか?
 
インタビューの中での一部だけを取り出したのでその流れをつかむのはちょっと難しいかもしれませんので、ちょっと解説をしますね。
 
Davidが息子のためにマンドリンを購入した経緯です。そのマンドリンの価格が安すぎたので、Ellenが何故そんなに安いの?と疑問を呈し、突っ込んでいる対話の一部です。
 
BINが出てくる文章
 
There’s a whole bin of them or something.
 
ここで、themというのは当然mandolinのことですね。
 
それを考慮して訳すと、「マンドリンが〜かいっぱいあったの?」
 
この〜があった、というところを訳せるかどうかですね。
 
さて、それではこのBINの意味を解説しましょう。BIN=Box,Containerなんですね。
箱とか、籠とか、と訳すと意味が通じるでしょ? 箱一杯のマンドリンが(売れなくて)山住みになってたんじゃないの?だから14ドルという破格の値段で変えたんでしょ?
 
こんな意味になります。さて、今日はこのBINという単語を少し掘り下げて見ましょう。辞書の説明によると、
 
bin (名)
a container for storing something, especially a large amount
〔穀物や石炭などの〕大型箱
〔店でキャンディーなどを入れる〕小型の容器
〈英〉ごみ箱
そうなんですね、「箱」とか、「容器」とかの意味なんですね。
 
日常的に使う用例としては
「ゴミ箱」:Grabage bin
「整理箱」: Storage bin
 
という使い方をしますので皆さんもこのBINの使い方に慣れてください。

次のWebページにBINとCANの違いを詳しく解説していますので、参考にしてください。国によって言い方も変わってくるのですね。
 
「ゴミ箱は英語で何と言う? イギリス英語とアメリカ英語の”ゴミ箱”の言い方の違いも紹介!」

https://britisheigo.com/british_word/7534.html
 
最後のそのイメージを掴むためにBINを意味する写真を掲載して起きますので参考にしてBINの意味を掴んでください。