市川南の高層賃貸マンションイーストタワー1階に焼鳥屋が先週オープンした。
「鳥喜」という焼鳥屋の跡地だ。
先日、ビールがプレミアムモルツだったため、入店をためらった店だ。
「心込」と書いて「こころこ」と読むらしい。

 

今日は、帰宅の電車のなかで、この新しい店を試してみようと決めていたのだ。
引き戸を開けて入ると、「いらっしゃいませ」と元気の良い焼き方の声が響く。
一人での訪問なので、焼き台の前のカウンターに案内された。
ベストポジションだ。

生大もあるのだが、プレミアムモルツなので「生中」を頼んだ。
そうしたら焼き方のお兄さんが、「今日はビールサーバーの調子が悪くて、アサヒのスーパードライになりますが、よろしいですか。」と聴いて来た。
「え!モルツじゃないのヽ(^‐^)/〃 じゃあ、大にして。」
「スーパードライがお好きなのですか?」
「好きなのは、キリンの一番搾り。なかなか、置いてないんだよね。」

お通しは、しらすおろし(200円)。
「お好みに応じて、こちらの醤油をおかけになってお食べください。」と、バイトのお姉ちゃん。
ちょっとぎこちない。


生ビール大(780円)がやって来た。
ふと、その先を見ると黒板があり、「煮込み串セット350円」と書いてある。


「これ、何?」と焼き方の店長に聴くと、「これですよ。」と鍋を指し示す。
美味しそうに、もつが煮込まれている。
セットとはモツ煮込み串3本と玉子または大根のセットらしい。
迷わず玉子をお願いした。
もつは柔らかくて、臭みもなく美味しい。
前日の煮込み汁を濾して薄めながら使っているらしい。


鳥を食べるときの必須アイテムであるキャベツは、塩キャベツなのだが380円もする。
ちょっと、高すぎる。やきとりJackでは100円だ。

この店の焼鳥のネタはカウンターの上のショーケースに入っているのだが、なぜか焼酎の瓶で隠している。
冷凍ではなく、生のネタを使っているのだから、堂々と客に見せればいいのにな。

大振りのネタを炭火で焼いているところを見るのは楽しい。
レバー(150円)はレア焼きでお願いした。
しかし、食べてみると豚のレバーだったので、ちょっと残念。
鶏のレバーのレア焼きにして欲しいな。


ぼんじり(150円)は、鶏の尻尾の部分だ。
一羽に一個しかない。
数が取れないので冷凍肉なのは已むを得ない。
カリカリに焼いてもらうようお願いした。
外がカリカリで中はジューシー。店長、焼き方上手い。


皮(100円)は、カリカリに焼いてもらって、タレで頂いた。
タレで、ホニャホニャになる前に素早く食べる必要がある。
これも旨い。


前の「鳥喜」のポテトサラダが美味しかったので、店長にポテトサラダは手作りか聞いたところ、出来合いのものとの回答。
出来合いだと、酸っぱいので、いいやと言ったら、食べてみてくださいとサンプルを提供してくれた。
手を加えているので、酸っぱさはあまり感じなかったが、やっぱり芋がゴツゴツとした手作りのポテトサラダがいい。


ささみ(220円)は、身が大きいので、中はレア焼きをお願いした。
もうちょっと、塩がかかっていて、中がさらにレアの方がよかったな。
少し、もさもさした感じがした。


手羽先(280円)は、皮がパリパリで塩が利いて旨い。
手がベトベトになるので、新しいおしぼりを用意してくれたのが嬉しかった。

生ビールを2杯飲んで、3,300円。
ちょっと高目だが、

煮込み串セット、ぼんじり、皮、手羽先をまた食べに行きたいな。 

そうそう、お勘定をお願いしたら、宮崎美子似のお姉さんが対応してくれた。
お陰で、1980年の若いころを思い出した。





心込焼き鳥 / 市川駅市川真間駅国府台駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5