こんにちは。今日はひび割れメディウムについてご紹介したいと思います。
ひび割れメディウムは、クラフト向けの商品とDIY向けの商品で、大きく異なります。
今回クラフト向けクラックルは、長くよく使われている
Ranger Inkssentials Crackle Accents Precision Tip
を使用しています。
DIY向けクラックルは
ターナー色彩 ミルクペイント 100.クラッキングメディウム 200ml ひび割れメディウム※屋外使用不可
を使用しています。
DIY向けクラックルはこちら
厚紙にミルクペイントで色をつけ、クラッキングメディウムを塗り乾かした状態です。
左がRanger、右がターナーのメディウムです。
そうクラフト向けクラックルは乾かすだけでひび割れるのに対し、DIY向けクラックルは乾かしてもひび割れません。
テクスチャも全く違い、Rangerは”工作のり”のようにとろっとしているのに対し、DIY向けのクラックルはサラサラです。
右のターナーは、触ると表面がベタついています。
さー!!!ここから!DIY向けのひび割れ、おもしろいんです。
動画にしましたので割れていく様子を見てくださいね
クラフト向けのクラックルは、
塗る→乾かす
だけでひび割れますが、DIY向けのものは工程が1つ多くなります。
この上の色を塗る時に注意が必要で・・・・
手早く!なるべく1回で塗る事!!!
ひび割れだしたところをもう一度塗ってしまうと、ダマになったり、せっかく割れたヒビがなくなってしまいます。
少々の塗りムラは、塗り直しせず我慢です・・・。
-DIY向けクラックル-
クラフト向けクラックルに比べ工程が1つ多くなりますが、ドライヤーやヒーター
http://www.sbshop-palette.com/?mode=srh&sort=n&cid=&keyword=%A5%D2%A1%BC%A5%BF%A1%BC
を使うと案外すぐにできちゃいます。
ひび割れは、仕上げ塗りの時の筆を動かした方向に割れます。
仕上げの上色を乗せる時は、完成後をイメージして塗ってくださいね。
-クラフト向けクラックル-
乾燥のためにヒーターなどを使うと、ひび割れなくなりますので、必ず自然乾燥させてください。
また、クリアクラックルは経年劣化にて黄ばみが生じます。
保管場所やメディウムの厚みにより劣化速度は異なります。
メディウムの下の色は薄いと黄ばみが目立ち、濃い色だと目立ちにくい傾向があります。
並べて見ると、割れ方、質感もこんなに違いがあるんです。
Rangerはガラスが割れたような感じ。ぷっくり、テカテカしています。
ひび割れる方向はコントロールできません。
また、下塗りの色を出すことはできませんので、ヴィンテージ感を出したいときはメディウムを塗る前にエイジング加工してください。
DIY向けは、下塗りの濃い色が見えている所だけ少しツヤがあります。
どちらも厚塗りだと割れ方が大きくなり、薄塗りだと細かく割れます。
(今回はどちらも厚塗りしました!)
作る物の完成イメージに合わせて、使い分けたらいいかなと思います
今夜10時からはチップボードダイカットメーカー、wycinanka と Imaginarium Designs の発売を予定しています。
Imaginarium Designs は久しぶりの入荷になります
ぜひ遊びにいらしてくださいね
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。