怪しいCTの結果。
教授先生は腫瘍の残骸かも?と言ってくれたけど
何か嫌な胸騒ぎばかりがしていた。

母はやっぱり迷惑はかけたくないのと
絶対治ると思っていたからこそ
頑張ってきた今までを無駄にしたくないと
PET検査も
「一度行ったことあるから大丈夫」
そう言ってひとりで検査を受けた。

帰りは一人でラーメンを食べたそう。
検査の後での空腹と
疲れたときはいつも汁物を食べたいと
身体が欲するらしく・・・。

検査が終わった安堵感より不安と恐怖に襲われながら
母はどんな気持ちで家までたどり着いたのかと
今になって思うと切なくてたまらない。

でもこの時は
まだCTの結果を半信半疑でいたからこそ
乗り越えられた時間だと思う。

この時点でたった半年の間で
母はCTやらMRIやら
そしてこのPETやら
数え切れないくらいの検査を重ねて
そして抗がん剤という「毒」も身体に何度も流し
以前の元気な母の身体は
別人になってしまっていた・・・。

後日の検査結果は
もちろん私は有給をとった。
母と現実を受け止めるために・・・


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