母の通院サイクルは予定通り行われました。

予約した日時の血液検査もパスして
延期しましょうと言われたことが全くありませんでした。
順調なのかな?と当時は思っていたけど
遠方だったからかも知れないと
今では先生方の配慮というか都合というか・・・
それは不明です。

でもあまりにも数値が悪ければ
無謀なことはしないだろうと思ってますので
母はきっと順調だったんだなと思うことにします。

4クールの頃でした。
いつものように抗がん剤を通院にて母は病院に。
そして私は終わる時間を見計らって
迎えに行きました。

いつものように帰りは母と外食して・・・
なんて思っていたのですが
その日に限って私の到着より点滴が早く終わってしまい
母は会計も処方箋も先に済ませてしまって。

無理しないでよ~と思いつつ
母を乗せてとりあえず地元まで車を走らせました。

ん?
母の様子がおかしいんです。
いつもはそんなに気持ち悪くならない母が
この日に限ってムカムカする・・・気持ち悪いと。

シートを倒して横になるようにと母を促しました。
家までどんなに頑張っても1時間はかかる道のり。
もし、何かどうしようもないくらい具合が悪かったら
病院に戻る覚悟でした。
もちろん高速道路走っていても最寄りのインターで
折り返す覚悟で運転。

母もまさか今までにはないこの体の不調に
戸惑いながらも気持ち悪さが早く治ってくれないかと
じっとしながら終始無言でした。

今日は食事やめようよ。

と言っても母は首を横に振ります。
そんな状態で食べられるわけないじゃん。
と思いつつも母は私との食事を楽しみにしていてくれたわけで
無理して行こうと。

案の定食事は食べられませんでした。
私もいつもとは違う母の様子が気になって
食事なんてどうでも良かったわけで・・・

いつもより早めに帰宅しました。

母は幾分落ち着いたようですが
やっぱり回数を重ねることで
母の身体は悲鳴を上げていたんだなと思う。

心配してその夜を過ごしましたが
母からの電話もなかったので
無事に朝を迎えたことがひとつの安心でした。

で、オチ。
母は重大なミスをした様子。
プレドニンを点滴する朝の分。
しっかり病院で飲むはずなのに忘れていたとのこと(→o←)ゞ
そのことを翌日気づいて慌てたこと。

具合が悪くなったこととプレドニンを飲み忘れたことの関連性は
どうなんでしょうか?
と疑問を抱いたところで既に遅し・・・

それ以来、通院治療室の看護師さんも
母のうっかりを重大に受け止めて
もちろん母も重大に受け止めて
プレドニンを飲むことを忘れないことが課題に。

母はこの時のことをプレドニンのせいにしてますが
それ以来
具合が悪くなることがなかったので
飲み忘れを防ぐためにも
そういうことにしました(笑)

みんなみんな治療には大事な薬。
母ちゃん、頼むよ。

でも具合の悪い母の姿を
この悪性リンパ腫を患わってから
初めて目の当たりにした自分も
がんという恐怖に怯えた出来事でした。


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