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コメントレスで見える本心

もう大分前になりますが、不倫しているお母さんのブログにコメントした事があります。

その記事がどんな内容だったのかは忘れてしまいましたが、ブログに書かれた「いつか痛い目にあってもそれは自分の責任だから」、「家族に対する罪は、一生背負っていかなければ」のような感じの言葉へのコメントでした。

私が書いたコメントの内容は、今回のものと大体同じです。


それに対し、主さんからいただいたコメントレスは、

「そんなことまで考えていません」 でした。

それ以降は、そちらのブログさんにコメントする事はありませんでしたし、今は読んでもいません。


私は、不倫ブログと言われるものを、数多く読んでいます。

その理由は、後日書く予定でいます。

不倫ブログを読むと、納得できないこと、どうしても聞いてみたいことが山ほど出てきます。

でも、どこにでもコメントを残すわけではありません。

他の記事も合わせて読んでみて、このブログ主さんなら、ちゃんと考えてお答えいただけるのではないかと思った時だけコメントをします。

そうすると、ほとんどコメントすることはないというのが現状です。

この人に言ってもムダだなと思ったり、答えが予想できる場合がほとんどだからです。

このブログ主さんは、罪悪感や葛藤や揺れ動く気持ちをいつもいつも書いておられたのでコメントしました。

でも返ってきた主さんの言葉は、「そんなことまで考えていません」でした。


自分の許容範囲内の悲劇だけを想定し、それに対して簡単に「責任は自分で負います」と言っているということなのでしょう。

だから、家族の自殺、家族が不倫している本人または不倫相手を殺傷する、子供の人格に取り返しのつかないほどの歪みを生むというような、最も重大で負いきれるはずのない責任については、はなから考えていないのです。


そういう言葉を安易に使う人ほど、本当は自分の責任なんて考えていない気がしてなりません。

自分ではそう思っているつもりでも、それは自己満足の域を出ない程度のもの。

あなたが責任を負ったところで何の意味もない程の事態が起こり得るという事を知ってください。

傷つけられた人から見たら、全てが台無しにされた後のそんな責任など、意味がない事を知ってください。

「償ってくれなくていい。責任を負ってくれなくていい。だから今すぐ不倫をやめてくれ。」というのが、不倫に傷つく子供の心からの願いであることを知ってください。



「責任を負う」という言葉が、どれほど無責任なものかを、どうか知って下さい。



子供に対する責任の重さ

はじめに・・・
書いてみたら、とても長くなってしまいました。
でも途中で分けると誤解を生みやすそうな気がするので、敢えて1つの記事として公開することにしました。
よろしかったら、最後までお付き合いください。


最初の記事にも書いたように、このブログを立ち上げようと思ったのは、あるブログさんにコメントを書いたことがきっかけでした。
そのブログさんは俗にいう「不倫ブログ」で、批判や嫌がらせコメントが多く書き込まれているそうです。
私がコメントを書いた記事は、その批判・嫌がらせコメントの中でも、息子さんに関するものに対し、主さんが反論したものでした。
特に、いつか息子さんに刺殺される、主さんのせいで息子さんが事故死する、といったコメントに対し、憤りを感じているという記事でした。


息子さんが主さん(お母さん)のせいで事故死・・・
これは、飛躍しすぎだと私も思います。
事故というのは被害者となる人の意思で起こすものではありませんから、親のせい・・・というのは結びつかないと思います。


ですが、いつか息子さんに刺される・・・というのはどうでしょうか。
考えたくもない不吉で嫌な話ですが、これは有り得ないとは言えないのではないでしょうか。
このブログ主さんのご家庭に限った話ではありません。
実際、残念なことに、この手の事件は頻発しています。
少し前にも16歳の女の子が父親を殺害した事件がありました。
「父親の女性関係がイヤだった」ということを理由の一つにあげたそうです。
本当にそれが理由だったのか、本当であれば、父親の女性関係は事実だったのか。
それはニュースで見るだけの私たちにはわかりません。
でも、親の不倫が、子供が親を殺害するという痛ましい事件の原因になりうるということは、決して否定できないのです。
それほど、親の不倫は子供に深い傷を与えてしまうのです。


そこで、前述のブログさんの話に戻ります。
嫌がらせのひとつとして挙げられた、「いつか息子さんに刺されますよ」というコメント。
そのコメントを書いた人がどういう気持ちで書き、どういう言葉で書かれていたのかによって、重大で悪質な嫌がらせになります。
そのコメントを読んだブログ主さんが憤慨する気持ちはわかります。
ですがその記事を読んで、ブログ主さんが書かれたある部分に、とても疑問を感じました。



「もしそうなっても、責任を負うのは私です。
 私しか、責任を負うことはできないのです。」



これは不倫ブログによく登場する言葉で、常々疑問に思っていたのです。
「どんなことになっても、責任を負う覚悟はある」
「この罪を、生涯背負っていく覚悟です」
一見、とても立派な言葉に見えます。
ですが、「何が起こっても責任を負うのは私なんだから」というその考え自体が、私にはとても身勝手に思えるのです。

ですから、私はそうコメントを書きました。
控えを取っていたわけではないので全く同じではありませんが、だいたい次のような趣旨のコメントです。



批判コメントにも、意見とただの嫌がらせとありますね。
確かにひどいコメントだと思います。
でも、○○さんが書いた「責任を負う」という部分に引っかかります。
○○さんに限らず、不倫している方がよくいう言葉です。
責任を負うって、とても自分勝手な言葉ですよ。
もしも、そのコメントにあるように、息子さんに刺されてしまったとします。
(イヤなたとえで申し訳ないですが)
そのことによって怪我をしたり、最悪命を落としてしまったとしても、刺された親は「私が悪いんだから」で済むでしょう。
でも、子供がそんなことをしてしまった原因が親の不倫による苦痛だったとしたら。
「親を殺した殺人犯」となってしまった子供の人生に、どう責任を取るのでしょうか。
もしその気持ちを自分を傷つける方に向けてしまって、最悪自殺でもしてしまったら、その子の命に、どう償うのでしょうか。
親が一生贖罪の念を持ち続けても、共に自分の命を捨てても、その子の命・人生は戻ってこないのです。
償い切れない事もあるということを、わかったうえでの行動なのでしょうか。
とても疑問です。



もうちょっと長かった気がしますが、概ねこんな内容だったと思います。
もし違う部分があったら、すみません。

その後、他のコメントが承認される中、上記コメントは承認されませんでした。
なので、再度コメントを書きました。
これは携帯のインターネット履歴に残っていたので、原文そのままです。



私の質問にはお答えいただけないみたいですね。
というか、答えられないのかな…
「そこまでは考えてない」ということだと思っていいですね?
○○さんの、自分の行動の責任は負うという覚悟はその程度のものだと…。


ブログ主さんが「ちゃんと意見・信念持ってるおられる方なら本音でぶつかってみたいなって思いました」と書かれていたので、正直、とてもガッカリしたのです。
その気持ちが出てしまい、2度目のコメントは少々言い方が悪かったと反省しています。

結局私のコメントは承認されませんでしたが、私へ宛てたレスをいただきました。
私が自分の勝手な解釈で要約するとニュアンスが違ってきてしまう恐れがあるので、原文をそのまま転記させていただきます。



■さよりさんへ
コメント2回頂いたけどあなたのコメントはどうしても公開できませんでした

何故!?と書いておられましたけど
多分ご自身でも分かってらっしゃると思います

内容が「もし」
☆☆(息子さん)が私を刺したら
☆☆ が他の人を傷つけたら
☆☆ が自殺したら

そんな仮定でしたので申し訳ありませんが
レスするに値しないと判断させていただきました

○○ 2008-03-04 23:22:27 [コメント記入欄を表示]



レスするに値しないそうです。


>何故!?と書いておられましたけど
>多分ご自身でも分かってらっしゃると思います


申し訳ないけれど、全然わかりません。(何故?!と書いてもいませんが)
ご自分でもわかってらっしゃると思います、という部分を見ると、おそらく主さんは私が単なる意地悪、嫌がらせでコメントしたと思ってるのでしょうね。

私は決して冷やかしや嫌がらせでコメントをしたのではありません。
刺す、自殺する、といった言葉を使ったのがいけなかったのでしょうか?
それはなぜでしょう?縁起でもない言葉だからでしょうか?
でも実際に起こりうる、もし起こってしまったら取り返しのつかない、最も真剣に考えなくてはいけないことです。

確かにすべて「もし」という仮定の話です。
でも、世の中にこれほど多く不倫にまつわる事件が起こっていて、その中に子供が巻き込まれている事件が確かに存在しているのに、なぜその危険をもっと真剣に考えないのでしょうか。
考えたくない、もしくは考えてはいるけれど、うちに限って・・・ということなのでしょうか。
報道されているような悲劇が自分に起こるはずはないという思いから、「そんなのは馬鹿げた妄想」と一蹴しているのでしょうか。
主さんのブログを拝見する限り、息子さんはとても素直で明るく良い子に育っていると感じます。
それでも、何の問題もない、傷ついてはいないと、タカをくくってはいけないと思います。

既婚男性との恋愛問題で一喜一憂する母親。
男性のパートナーから電話が来たり、実際に対面してモメたりしている母親。
妻子ある男性を自宅に頻繁に招き入れて、息子さんを交えて時間を過ごす。
その男性は、そのまま家に泊まっていく。
自分が寝たあと、母親はその男性と一夜を過ごすわけです。
子供と言っても、何もわからない幼い子供ではありません。
それがどういう事なのか、わからないはずはありません。
親は子供の前では母親として振舞っているつもりでいても、子供の心の目を誤魔化すことは出来ません。

理論的な言葉ですべてを説明できなくても、感覚で、本能で、すべてをちゃんと理解しています。


主さんご本人は独身ですから、母親であっても恋愛することはとても素敵なことだと思います。
相手が既婚者であることはよくないですが、大人の事情は大人同士で解決していただければよいので、ここでは敢えて触れません。
ただし、それが、「大人同士だけで済む問題であれば」です。
主さんの場合、息子さんに相手の男性を会わせている時点で、大人だけの問題ではなくなっているのです。


相手も独身で何の問題もないお付き合いだったとしても、年頃の子供を持つ母親は気を遣うものです。
子供にちゃんと説明できないような関係を、子供を交えて続けていくという事に、本当になんの問題もないという考えなのか?
結婚しているわけでも正式に同居しているわけでもない男性を子供と一緒に住む家に頻繁に泊め、子供が途中で目覚めるかもしれない同じ屋根の下で行為に及ぶ。

時には夜中に目覚めた子供が最も行きそうな場所で。
そんな環境に何年も子供をおいているのに、本当に子供のことを最優先に考えていると言えるのか?
思春期を迎える年頃の男の子を持つ母親として、配慮が足りないとは思わないのか?


それを、ブログ主さんに聞きたかった。
どこまで深く考えて行動し、どこまで自分の行動をしっかり省みて自分は子供を大切にしていると仰るのか、ご本人の考えを聞きたかったのです。
でも、レスに値しないと言われてしまいました。
子供の人格形成、ひいては子供の一生に関わる問題が、レスに値しないことなのか・・・。


それは、よく批判に対して投げかけられる「言い捨ては卑怯」ということなのか?とも思いました。
私個人としては「リンクがないコメントは卑劣」という考えには同意できませんが、そういう理由でちゃんと向き合っていただけなかったのかもしれないと思い、このブログを立ち上げることにしました。

ログインした上でまたコメントしようとも思いましたが、沢山のコメントにレスをするのも大変でしょうし、「そんなに主張したければ自分のブログでどうぞ」という言葉もよく見かけるので(他のブログで)、記事にしました。


今回記事内で書いたブログさんだけの話ではないのです。
「不倫ブログ」と呼ばれるものの特徴ともなってしまっていることです。
本当に向き合わなくてはならない問題を投げかけられると、「他人に言われる筋合いはない」、「責任を負うのは自分なんだから」、「ここに書いてあることがすべてではない」、「気に入らないのなら読まなければいい」、「あなたは完璧な人間なんですか」、「誰でも多かれ少なかれ過ちを犯す」、「人はそれぞれ事情も違うし考え方も違う」、etc…
それらの言葉は、ただ逃げているようにも感じられます。
自分でも実はわかっていることを指摘されたことからの逃げ。
もしくは、考えたくない現実からの逃げ。
そんなことはあるはずがないと思いたいための逃げ。


頼るべき親が逃げたら、子供はどうしたらよいのでしょう。
これだけ数多くの不倫ブログが蔓延し、その中で時には「不倫なんて今どき珍しいことでもなんでもない」などと語るお母さんがいます。
不倫していても家族と一緒にいる時はちゃんと母親をしているという言葉もよく目にします。
その言葉の後に続くものは何でしょう?
悪いことだとわかっていると言い訳しながら、実は罪悪感も相当薄れてきているのではないのでしょうか。
そんな現代の流れを、実際に不倫をしている方々、お子さんをお持ちの方々、将来母親になるであろう方々、これから結婚して家庭を築こうとしている方々に、一緒に考えていただきたいのです。



「覚悟」や「罪を背負う」という言葉を簡単に発する前に、自分の行動によって起こり得る可能性をもっと仮定し、想像してください。

そして、本当にそれが自分が背負えば済まされる問題なのかどうかを、もっともっと真剣に考えて下さい。



大変長くなりました。
最後までお読みいただいた方々、ありがとうございました。

世の中の子供たちが、お母さんたちが、共に幸せになる事を切に願います。



スタート

思うところがあり、初めてのブログをスタートさせました。

とあるブログさんにコメントしたことがきっかけです。


今日は時間がないのでご挨拶だけ。


時間がある時に、自分の思いを書いていきたいと思います。

少々辛口のブログになってしまうかもしれません。

でも、決して悪意はありません。

みなさんに一緒に考えていただければと思うことを書いていきます。


どうぞ、よろしくお願いします。



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