今年、中学生になった姫の姉で、我が家の長女の話を書こうと思います。

保護者会でもらった封筒の中に、ハガキが入っていました。

そして、そこには、次の事が書かれてました…




私を産んでくれてありがとう
弟と妹を支えていけるような健康な体で産んでくれてありがとう
私を辛い、痛い思いをして産んでくれてありがとう
父さんの代わりに必死に一生懸命働いて、私達を育ててくれてありがとう
私、母さんのところに生まれて幸運だなと思ったよ
辛い事がたくさんあったけれど、これからもよろしくね。
もう一回言うけど、ありがとう。




嬉しさの反面、

長女に、知らず知らずのうちに

私は、重荷を背負わせて関わってたんだと

ハッと気付かされ

強い反省と後悔の念が押し寄せました。



たまたま、障害のある妹が生まれてしまった事や

シングルマザーになってしまった事で

兄弟達の日常は、色んな我慢を強いられる事になりました。



本当なら

夏になったら大きなプールや海に家族で出かけたり

蚊に刺されてもバーベキューを楽しんだり

山や川でアウトドアを楽しんだり

お休みのシーズンに観光地に行ったり

テーマパークにも行きたいはず

でも、それはできませんショボーン



姫がウイルスや菌に曝露されると

命に関わる状況になるかもしれない事を

幼いながらに、上の子達二人は理解してきたから

だから、何も言わずに、生活の制限を一緒に守り

どんなに暑くてもマスクをつけて学校に行ってくれています。



だけどね、ママンは言いたいの

妹や弟を守るために、あなたを産んだんじゃなくて

あなたは、あなたの道を歩んで欲しい

思い通りに人生決定をしたらいいんだよって。



本来なら、思春期真っ只中で

反抗期でもあるはずなのに

我慢をしているからなのか

本当に素直で優しいからなのか

ママンのような女性になりたい言いい

進路も職業も決めちゃってる長女





妹や弟を守るためだから、我慢してるだけなのかな…




病気の子を兄弟にもつ子供達の心のケアは

当事者にしか分からないものなのかも知れません。



病気の子供ばかりにフォーカスを当て

親はどうしても必死になりがちですが

本当は、我慢をたくさん強いられる

兄弟児ケアをもっと考えていかなければならないんだと感じました。