夫と女との関係が完全に終わったのは、このメールから1年後の事でした。

 

私は結局離婚をせずに、夫とまた共に暮らしていくことを選択しました。

 

女と夫との関係が完全に切れるまでの1年間は、ブログに書いた事よりたくさんの出来事が起こりました。

 

その間、女と夫の関わりは、深くなるというよりは同じ事の繰り返しだったように思います。

 

このブログは、自分の為に起きた事をもう一度書き出して

 

自分が何を感じてきたかを確かめるために、備忘録的に始めました。

 

本当は、こどもの事、両親の事、仕事仲間の事などここに書ききれないほどの関わりと感情の動きがありましたが、

あえて、夫の事とそこに関わった人だけクローズアップして書き出してみました。

 

最後の1年は、また同じような事の繰り返しになってしまうので、これで終わりにしたいと思います。

 

夫の不倫が終わるまで、不倫が始まった時期から数えると、発覚まで1年半、発覚後2年半と結局4年という時間がかかりました。

 

すごく遠回りをしてしまったのかもしれません。

 

それでも、また共に歩んで行こうと思えるようになれたのは、花さんからの言葉をきっかけに

もう一度、夫婦とは何か、夫の気持ちとは何かと考えるきっかけが出来た事で

自分と向き合えたからだと思います。遠回りした事にも意味があったと今は思います。

 

女は、夫に本気でのめり込み、先が見えなくなってしまったのだと思います。私と夫の仲を裂けば夫と共に幸せな時間が過ごせるのではと考え、動画の送付や無言電話など色々な策略を企てました。女も色々な感情が湧きあがり、その過程で夫の愛が本物ではないことに気付いていったのでしょう。

 

あの楽しかった時期が再び来ると思い、様々な方法でそのタイミングを図っても

もうあの燃え上るような、楽しかった時期はもう2度と来ることはなく、どんどんと寂しさと虚しさが募っていったのでしょう。

 

不倫関係の楽しい時期は、始まった一時だけなのかもしれません。その時期が過ぎると、

基盤のない不確かな関係は、いとも簡単にバランスを失い、もう一度あの頃の思いを体験したいと思ってもそれは叶う事はなく、あとは意地と執着だけで繋がっていくのかもしれません。

 

女が夫と交わしたさいごの言葉は、

 

何も面白くない!本当に面白くない!夫さんだけいつもいい思いばっかりしているわ!私は夫さんと違って一人ぼっちだしね!

 

でした。