お早うございます、今日は、こんばんは。
ヨガインストラクター、出産コーディネーター、ドューラのさやかです
私は、マタニティーヨガを教えるにあたっても、ドューラのお仕事をするにあたっても、そして個人的な事をしていても、常に頭にあるのが、女性のサポート、女性の意識向上、女性の地位向上と言う事です。
こんな風にはっきりと言い切ってしまうと、女性思考の運動家の様に思われがちですが、決して女性だけが良ければそれで良いとは思っていないですし、人類は男性も女性も皆基本的には平等だと思っています。
ただ、最近の世の中、特に私に深く関わりのある日本では、まだまだ女性が弱い立場にあり、そして、女性が立場を確保して来ているように見えるアメリカは、表面上はそんな風に見えても、まだまだ女性差別が行われている悲しい現状です。
そして、何よりも、男女平等と言っていても、結局のところ、腕力の無い女性が力で押さえつけられたり、体の構造からしても、子孫繁栄には女性が妊娠、出産をもちろんしなくてはいけないため、女性へ体や心の負担がとても多いのも現状です。
また、妊娠や出産をしない女性でも、結局のところ毎月の生理は殆どの女性にやって来て、毎月のホルモンバランスの変化による生理痛や頭痛、体の不具合は、いつも女性と隣り合わせなのにも関わらず、仕事場や家庭でこの事実についての敬意は殆ど払われていないでしょう。
ただ、妊娠、出産を経験した女性はお気づきかと思いますが、それが普通分娩であろうと、帝王切開であろうと、母親になった女性と言うのは、ものすごいエネルギーを持っています。
動物界に見ても分かるように、メスは、命をかけて妊娠、出産をし、命をかけて誕生した生命を外敵から守ります。例えそれが、子供の父親であってもメスは命をかけて守ります。
現在の人間社会では、自然界には無かったよけいな事が増えて来ているために、異常な精神状態の人が増え、それが当たり前ではなくなって来ているケースもありますが、基本的には母親と言うのは本能でそれをしていると私は思います。
ただ、最近自分の周りや、色々な女性と話す機会が増えて来て、強く思うようになったのが、あまりにも多くの女性が、自分の強さに気付いていないと言う事です。
私の言う「強さ」というのは、心の強さ、芯の強さもありますが、「母親」と言うのは、とても有力で、家庭内での影響力は計り知れないと、私は確信しています。
よく考えてみれば、生命の誕生は母親にすべて託されていて、それどころか、生命の最初の9~10ヶ月は母親の力のみで形成されていきます。更にさかのぼると、女性はその人自身の命が誕生した際に、卵子が体には既に作られて誕生するため、自分の子供の半分は、自分の命が誕生したと同時にこの世に既に授かっているのです。
そんなお母さんが、子供との絆が強いのは、当たり前すぎると思いませんか
ところが、そんなものすごい力を持ったお母さんが、何も知らずに、何も考えずにお母さんの色眼鏡で子供に意見をぶつけていると、子供達は、知らず知らずの間にお母さんの色眼鏡で物事を見るようになります。
例えば、、、帰りの遅いお父さんについて、
「一体毎日どこをほっつき歩いてるんだろうね。だったら帰ってこなければ良いのにね」
と、ぽろっと言うとしますよね。
子供は、『そうか、お父さんは帰ってこない方がお母さんは良いんだな』と、大好きなお母さんと同じようにしていたいために、自分がどんなにお父さんを好きでも、だんだんそんな風に思うようになって行って当たり前だと思います。
お母さんには、それだけ簡単に血のつながった子供を、お父さんの敵にしてしまう、そんな力があると思うのです。
ただ、気をつけて、よく考えなくてはいけないのが、例えお父さんの行動が、本当に悪くて、家族を顧みない父親失格の人だったとしても、その人を選んで、その人と子供を作ったのは、お母さんで、どんなに後悔していてもそれはお母さんの自己責任ですよね
そして、何よりも一番大切な事が、その、お父さんを嫌っている子供達は、半分はそのお父さんで出来ていると言う事。どんなにそれが嫌でも、子供達は自分の半分がお父さんだと言う事は、あまりにも当たり前の事のようですが、逃げられない事実なのです。
そんな当たり前すぎる事実を、どんな事があっても生物学的には世界でたった1人の父親を、世界でたった1人の母親がいつも文句を言って、人として認めていなかったら、子供達の精神に与えるダメージはどんなに大きい事でしょう。
例え、現状を把握している大人になっていたとしても、潜在意識に与えるダメージはとても大きいと思いますし、それは必ず人生の中で壁としてその子の前に、何らかの形で立ちはだかると、私は強く思います。
「あなたが産まれて来た事は嬉しいけれど、あなたのお父さんとは結婚しなければ良かった」
こんな言い方をしても、潜在意識では、必ず自己存在を否定されている事に気付くはずですし、それでは子供を守らなくてはいけない母親が、子供の芯の存在を半分否定する事になっているのです。
肉体的や精神的な虐待を受けていたり、道理に合わない思いをさせられていたり、納得のいかない関係に陥っていたり、金銭的にだらしない相手だったり、事情は様々あると思います。
ただ、すべての子供の根底に、お母さんが、そのお父さんを、たった一度だったとしても、受け入れたからこそ、二人の間に命が宿り、子供が生まれて来たのだと言う事。
その存在を、どんな形でも絶対に否定してはいけないと、私はとてもとても、とても強く思います。
お母さんの抱える、色々な気持ちは、どんな事があっても子供に向けて発信するものではなく、子供がいないところでお父さんに向けたり、または、お母さんのお友達や、カウンセラー等、子供以外の他の場所に向けて発信するべきです。
子供が小さいうちには、辛い状況にいるお母さんは、報われないような、様々な気持ちになる事も多いと思います。ただ、お母さんが自分の力を信じ、子供の存在を否定せずに、強く、正しく生きていれば、やがて子供は大人になり、その子達なりの現状を把握して、きっといつか本当の事に気付いて、彼らなりの意見を形成する時がやってきます。
離婚をした元夫さんとの間に生まれた凱が17歳、麻耶が15歳になった今、まだまだ幼いとは言え、彼らは彼らなりの意見を形成し始めて、彼らなりの観点で過去を振り返り、思い出を振り返り、色々な感情を抱え始めています
離婚当初に子供達を引き取り、私の悪口を言っていた彼らのお父さんに対する感情は、私にはフォローしきれない事がたくさんありますし、愛する我が子達の幸せにおいて、なんてよけいな感情だろうと、私はとてももどかしく思います。
自分の命の大元の、「お父さんも、お母さんもどっちも大好き。」そんな風に思える事が生命においての基本の幸せなのではないかと、私は思います。
私自身の両親も、私が幼い頃に別居を経て、私は16歳の時には離婚をしていますが、本当にありがたい事に母は私に父親の悪口を全く言わない人でした。
それどころか、父との関係を持つようにいつも促してくれる人でした。
それでも私は思春期に、父親に対する自分なりの意見を持つようになっていました。
子供の本当の幸せを願うのであれば、お母さんは自分の影響力を良く把握して、もちろん簡単な事ではないと思いますが、本当の愛で子供達を包んであげて欲しいな、と思うわけなのです、、、
全然関係ありませんが、最近の我が家は、全員集合が多いです。
本日も、ご訪問ありがとうございます。
ヨガインストラクター、出産コーディネーター、ドューラのさやかです
私は、マタニティーヨガを教えるにあたっても、ドューラのお仕事をするにあたっても、そして個人的な事をしていても、常に頭にあるのが、女性のサポート、女性の意識向上、女性の地位向上と言う事です。
こんな風にはっきりと言い切ってしまうと、女性思考の運動家の様に思われがちですが、決して女性だけが良ければそれで良いとは思っていないですし、人類は男性も女性も皆基本的には平等だと思っています。
ただ、最近の世の中、特に私に深く関わりのある日本では、まだまだ女性が弱い立場にあり、そして、女性が立場を確保して来ているように見えるアメリカは、表面上はそんな風に見えても、まだまだ女性差別が行われている悲しい現状です。
そして、何よりも、男女平等と言っていても、結局のところ、腕力の無い女性が力で押さえつけられたり、体の構造からしても、子孫繁栄には女性が妊娠、出産をもちろんしなくてはいけないため、女性へ体や心の負担がとても多いのも現状です。
また、妊娠や出産をしない女性でも、結局のところ毎月の生理は殆どの女性にやって来て、毎月のホルモンバランスの変化による生理痛や頭痛、体の不具合は、いつも女性と隣り合わせなのにも関わらず、仕事場や家庭でこの事実についての敬意は殆ど払われていないでしょう。
ただ、妊娠、出産を経験した女性はお気づきかと思いますが、それが普通分娩であろうと、帝王切開であろうと、母親になった女性と言うのは、ものすごいエネルギーを持っています。
動物界に見ても分かるように、メスは、命をかけて妊娠、出産をし、命をかけて誕生した生命を外敵から守ります。例えそれが、子供の父親であってもメスは命をかけて守ります。
現在の人間社会では、自然界には無かったよけいな事が増えて来ているために、異常な精神状態の人が増え、それが当たり前ではなくなって来ているケースもありますが、基本的には母親と言うのは本能でそれをしていると私は思います。
ただ、最近自分の周りや、色々な女性と話す機会が増えて来て、強く思うようになったのが、あまりにも多くの女性が、自分の強さに気付いていないと言う事です。
私の言う「強さ」というのは、心の強さ、芯の強さもありますが、「母親」と言うのは、とても有力で、家庭内での影響力は計り知れないと、私は確信しています。
よく考えてみれば、生命の誕生は母親にすべて託されていて、それどころか、生命の最初の9~10ヶ月は母親の力のみで形成されていきます。更にさかのぼると、女性はその人自身の命が誕生した際に、卵子が体には既に作られて誕生するため、自分の子供の半分は、自分の命が誕生したと同時にこの世に既に授かっているのです。
そんなお母さんが、子供との絆が強いのは、当たり前すぎると思いませんか
ところが、そんなものすごい力を持ったお母さんが、何も知らずに、何も考えずにお母さんの色眼鏡で子供に意見をぶつけていると、子供達は、知らず知らずの間にお母さんの色眼鏡で物事を見るようになります。
例えば、、、帰りの遅いお父さんについて、
「一体毎日どこをほっつき歩いてるんだろうね。だったら帰ってこなければ良いのにね」
と、ぽろっと言うとしますよね。
子供は、『そうか、お父さんは帰ってこない方がお母さんは良いんだな』と、大好きなお母さんと同じようにしていたいために、自分がどんなにお父さんを好きでも、だんだんそんな風に思うようになって行って当たり前だと思います。
お母さんには、それだけ簡単に血のつながった子供を、お父さんの敵にしてしまう、そんな力があると思うのです。
ただ、気をつけて、よく考えなくてはいけないのが、例えお父さんの行動が、本当に悪くて、家族を顧みない父親失格の人だったとしても、その人を選んで、その人と子供を作ったのは、お母さんで、どんなに後悔していてもそれはお母さんの自己責任ですよね
そして、何よりも一番大切な事が、その、お父さんを嫌っている子供達は、半分はそのお父さんで出来ていると言う事。どんなにそれが嫌でも、子供達は自分の半分がお父さんだと言う事は、あまりにも当たり前の事のようですが、逃げられない事実なのです。
そんな当たり前すぎる事実を、どんな事があっても生物学的には世界でたった1人の父親を、世界でたった1人の母親がいつも文句を言って、人として認めていなかったら、子供達の精神に与えるダメージはどんなに大きい事でしょう。
例え、現状を把握している大人になっていたとしても、潜在意識に与えるダメージはとても大きいと思いますし、それは必ず人生の中で壁としてその子の前に、何らかの形で立ちはだかると、私は強く思います。
「あなたが産まれて来た事は嬉しいけれど、あなたのお父さんとは結婚しなければ良かった」
こんな言い方をしても、潜在意識では、必ず自己存在を否定されている事に気付くはずですし、それでは子供を守らなくてはいけない母親が、子供の芯の存在を半分否定する事になっているのです。
肉体的や精神的な虐待を受けていたり、道理に合わない思いをさせられていたり、納得のいかない関係に陥っていたり、金銭的にだらしない相手だったり、事情は様々あると思います。
ただ、すべての子供の根底に、お母さんが、そのお父さんを、たった一度だったとしても、受け入れたからこそ、二人の間に命が宿り、子供が生まれて来たのだと言う事。
その存在を、どんな形でも絶対に否定してはいけないと、私はとてもとても、とても強く思います。
お母さんの抱える、色々な気持ちは、どんな事があっても子供に向けて発信するものではなく、子供がいないところでお父さんに向けたり、または、お母さんのお友達や、カウンセラー等、子供以外の他の場所に向けて発信するべきです。
子供が小さいうちには、辛い状況にいるお母さんは、報われないような、様々な気持ちになる事も多いと思います。ただ、お母さんが自分の力を信じ、子供の存在を否定せずに、強く、正しく生きていれば、やがて子供は大人になり、その子達なりの現状を把握して、きっといつか本当の事に気付いて、彼らなりの意見を形成する時がやってきます。
離婚をした元夫さんとの間に生まれた凱が17歳、麻耶が15歳になった今、まだまだ幼いとは言え、彼らは彼らなりの意見を形成し始めて、彼らなりの観点で過去を振り返り、思い出を振り返り、色々な感情を抱え始めています
離婚当初に子供達を引き取り、私の悪口を言っていた彼らのお父さんに対する感情は、私にはフォローしきれない事がたくさんありますし、愛する我が子達の幸せにおいて、なんてよけいな感情だろうと、私はとてももどかしく思います。
自分の命の大元の、「お父さんも、お母さんもどっちも大好き。」そんな風に思える事が生命においての基本の幸せなのではないかと、私は思います。
私自身の両親も、私が幼い頃に別居を経て、私は16歳の時には離婚をしていますが、本当にありがたい事に母は私に父親の悪口を全く言わない人でした。
それどころか、父との関係を持つようにいつも促してくれる人でした。
それでも私は思春期に、父親に対する自分なりの意見を持つようになっていました。
子供の本当の幸せを願うのであれば、お母さんは自分の影響力を良く把握して、もちろん簡単な事ではないと思いますが、本当の愛で子供達を包んであげて欲しいな、と思うわけなのです、、、
全然関係ありませんが、最近の我が家は、全員集合が多いです。
本日も、ご訪問ありがとうございます。