すいません。
いきなりですが、自慢させてください。
私が弟子入りしている石割氏は日本一の飴細工師です。
今日は、私が尊敬する石割師匠について紹介させていただきます!
石割定治氏は、初代石割流・石割金治氏の後を
19歳の時に継ぎ、その後、日本の飴細工の文化を大切に守り
そして新たな世代に飴細工を知ってもらおうと、精力的に活動していらっしゃいます。
「テレビやメディアで飴細工師を見たことがあるぞ!」という方がいらっしゃったら、ご覧になったのは師匠かもしれませんよ。
特に関西では、ほぼ毎月テレビや雑誌の取材を受けていらっしゃいます。
そして、師匠の活動は日本国内に限らず、なんと
アメリカ、オランダ、タイ、香港、サウジアラビアなど、様々な国を訪れ、
日本が誇るべき、飴細工という文化を、世界中の人々に伝えています。
日本中、世界中で飴細工師として活躍する師匠ですが、ご自身の原点は、
一人一人のお客様の目の前で、一つずつ丁寧に丁寧に飴細工を作り
それぞれのお客様に喜んでもらうことだそうです。
そんな師匠は、ほぼ毎日、海遊館に隣接する「食いしん坊横丁」で
シンプルな屋台を出し、たくさんのお客様に飴を作り続けています。
お客さんの前で飴細工を作る師匠は、お客さんと同じぐらい楽しそうで
師匠の顔からは、始終、笑顔が絶えません。
私は、師匠の隣で飴細工を作っていて
今までに一度も、師匠がお客様のリクエストを断ったのを見たことがありません。
お客様からどんなリクエストがあっても、それが今まで作ったことがない飴細工でも、師匠はお客様を喜ばせるために、誠心誠意を込めて飴細工を作ります。
「技」だけでなく、「心」までも、私は石割師匠が
飴細工師として日本一だと思っています。
石割師匠には、飴細工師として、一生かかっても追いつけることはないと思います。
でも、こうやって、日本一の師匠の下で修行が出来るって
本当に幸せだなぁ、と心から感じています。
明日はバレンタインデー。
私は感謝の気持ちを込めて、尊敬する師匠について書いてみました。