☆始めに☆

まいどありがとうございます♪
コメント頂いているのに
お返事できずにすみません
最近寝オチがひどくって・・・ぐすん
お待ちくださいねーーー!!ぐすん

さて、Distanceですが
歌詞・・・みなさんチェックしました?
あえてのせまてーんけど・・・
読みたくない人いるかもだし
歌詞読んでるなら・・今後想像つくよね?
だけど
最後はあたくしHAPPY☆END
これはお約束いたしますので
それまでお付き合いくださいね~
さーさー今日もどうぞ~!!




【FTisland:ホンギ】Distance⑥


新曲のレコーディングのために
事務所に行った
この曲を引き下げて
日本に俺達は行くわけ
ちょっと悲しい冬の歌・・・Distance
こういう歌詞かけるの
本当に尊敬するよ・・


「おはようございまーす」


挨拶をしてブースに入ると
・・・ガラス越しに彼女の姿がない
いっつも俺たちのレコーディング
彼女も参加してるんだけど・・・
俺達の音
すごい知ってるからさ
ミキサーとか触ったりしてるのに


「・・・ヌナはいないよ」

「あぁ・・ジェジ」

「CNの方に行ったけど・・・ヌナ」

「は?」


まだ時間あったじゃねーかよ
約束の二週間後まであと3日
・・・俺達の新曲のレコーディングより
そっちを取ったわけ?
あーまぢでありえねー・・・
信じらんねーし


ドカッと椅子に座ると
ジェジが隣に座る
・・・なんだってんだよ


「ホンヒョン知ってるの?」

「ん゛?」

「なんでヌナがCNの方に行くって
 決心したか知ってる?」

「興味ねーし」

「・・・・じゃぁずっと知らないままだね」


そう言い残すと
ジェジはベースを持って
チューニングを始めた
って・・いわねーのかよ
ジェジを見ても知らん振り
そこには可愛い弟の姿は・・・ない


ああああああああめんどくせー


ダメだ
こんな状態で歌えるわけない
俺は頭を冷やすべく
廊下に出て壁によりかかった
携帯には・・・彼女の笑顔
触れても何も答えてはくれない
あー・・・
何が理由で行ったか?
上からの命令だったんだろ?
他に何があるってんだよ


「ヨンファくーん
 あのさー・・・ここなんだけど・・」

「あ?あぁ~それはねぇ
 ちょっとベース強めの方が
 かっこいいと思うんですよ」

「あぁ~なるほどね!!
 作ってる人に聞くのが一番早いやw」


そう?
なんて首を傾げてるヨンファに
ニコニコと笑顔を振りまくヌナ
その笑顔も
俺を見つければ一瞬で消え去るわけで・・・
そんなに俺と顔あわせるのも嫌?
怒鳴りたくなる気持ちを抑える
子供だなんて思われたくはない


「ヨンファ、彼女すごい腕はいいから
 よろしくね」

「ん?あぁ・・・
 お前の所は大丈夫なの?
 凄腕の彼女、いなくなって」

「別に問題ないよ、俺達プロだし」


なーんて
大きな見得切ってブースに戻った
本当は嘘・・
彼女が見えないだけで不安
心がすごく揺らぐ
あーやべ・・・
どんだけはまってたんだろう
知らない間に
どのぐらい・・・ここに住みついてたんだ?


ちょっと苦しくなった胸を押さえ
大きく深呼吸をした


いつもいいよーって
俺を受け止めてくれていた彼女
大丈夫って
俺を励ましてくれていた彼女


猫みたいに気まぐれだけど
気持ちが沈みがちなときは
さり気なく隣にいた人
黙り込む俺を
優しく抱きしめてくれるような人・・・


一番の理解者・・そう思ってた


<ホンギー歌録りするぞ?>


スタッフの声がかかり
アーティストとしてマイクの前にたつ
今まで何曲も
失恋の歌を歌ってきたけど
こんなに心が高ぶった状態で
レコーディングするのは初めてだった

 

 答えをまだ 見つけられてないんだ
 何が正しくて 間違いなのか
 その瞳に僕を もう一度だけうつして
 問いかけさせてくれ



行くなって・・・
まだ・・戻れるかな、前みたいに
笑ってくれる?俺を見て
いつかみたいにさ
またじゃれあったりしたい・・・
抱きしめたい・・キスしたい
触れ合いたい・・・
ねぇ、ヌナ・・・どこいった?
見えないと落ちつかねーんだ


なぁ

どうしたらいい?

どうしたら俺・・素直になれる?



***



「見て行ったらどうですか?」

「え?」

「気になるんでしょ?」


そうやって顎で促すヨンファくん
彼らとも仲が良かったからか
ホンギと私が付き合っているって
この情報を彼は知っているらしい
どうしたらいいのか・・・
まだこっちの打ち合わせ終わってないし


「あなたなら、うちの仕事
 すぐ飲み込めそうだから
 たかが一日ぐらいいいですよ」


そう言って私の背中を押してくれた
ありがとう・・と感謝の言葉を述べて
彼に見えないように
ブースが見えるミキサー室に入る
すでに彼らのために
引継ぎは早めに終わらせていた
彼らが動きやすいように
すぐ・・活動できるように・・・


PAはライブでしか活躍しないけど
こうやって私は楽曲の方も
携わらせてもらっていた
彼らの音楽ができていく過程が
とても面白くて・・嬉しくて
一緒に作り上げてるんだっていう
満足感も得られたから
メンバーだなって・・・思いたかったから
彼の声を間近で作り上げたかったから


新曲はとても綺麗なメロディーライン
これは日本人が好みそうな曲になりそう
彼らの新しい表情を見てもらうのにも
とてもいい曲だった


マイクの前に立つ彼は
本当に・・アーティストそのもので
曲の歌詞を読んだ後
悲しそうな表情を浮かべながら
そっと最初の一音に音を重ねた
それを聞いた途端・・
胸がきゅって締め付けられる


彼の声はやっぱり
私にとって大切なもの
大事に大事にしてきた音
そのためならって
一生懸命頑張ってきたのに


「もう一人で・・大丈夫そうだね」


付き合ってもうすぐ3ヶ月
でもそれまで・・・スタッフとして
彼らの近くにいたのは1年
見事に大きなバンドになって
沢山の愛情を受けている


近くにいたからわかんなかったのかな
それとも
あたしが想いこみたかったのかな
彼の声を引き出せる音を作れるのは
私だけだって・・・・


私じゃない人の音のコントロールに乗って
ホンギはとても伸びやかに歌っていた
いろいろな感情が重なってか
いつもよりとても感情的に・・
気持ち良さそうに歌っている気がした





ああああああ
こじれてますこじれてます
2人とも自己完結しすぎなんです
うううう(ToT)
れんげさんのコメント見て
ジェジだしたけど
あそこまでで終わっちゃってますwww
ちょっと待っててね~ううう

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