只今、頭の中がフリーズ(ノ∀`)あいたー
本編の更新、明日までお待ちください◎

なぜ、フリーズしているか?

辛い事ってなんでこんなに重なるんだろう
って感じでしょうか・・・
お知り合いが落ち込んでいる事が
一番辛いです
だからなのかな・・・
書きたい事もいっぱいあったりで
ちょっと頭がプチパニック
コメントも今日お返ししますね!!
本当にごめんなさい(ToT)

なので、試験的に吐き出し◎ちーん

BUMP OF CHICKEN
私が尊敬しているバンド・・・って言うか
歌詞がとても素晴らしくって
大好きなバンドとふじくーん
顔が隠れすぎてておめめが・・
なんてどうでもいいんですが
そんなバンプの曲から
数曲ほど抜き出してお話を一個書きました
ファンの人ならわかるだろう・・・w

なーんて

素敵な言葉達
上手く組み込めるかなじょですが
書いてみたので読んでください◎
コ・ミニョに重ねてみました
ミナムがいない時期の
沖縄ら辺のお話
どうか・・・立ち向かう勇気を



あなたは誰?*コ・ミニョ



たくさんの擦り傷を作って
漸く辿り着いた白い部屋
頑丈な扉と壁に守られて
静寂の中・・・やっと一人になれた


ここにいれば
口を開くこともない
面倒な嘘を並べなくてすむ

目を開けることもない
汚い世の中を見なくてすむ

立って歩くことをしなくてもいい
前に進むのはもう・・疲れた



耳だって・・・

コンコンコン・・・・・



やっと見つけた隠れ家なのに
似つかわしくないぐらい
柔らかなノックの音が部屋に鳴り響く


「お尋ねします
 この辺りでついさっき・・
 涙の落ちる音が聞こえた気がして
 駆けつけたんだけど・・誰の涙かな?」

「え・・?」

「そういや君
 随分赤い目をしてるね・・・」


首を傾げる男
茶色の髪がサラサラと揺れる
そう言われて涙が流れていることに
漸く気がついた


「傷ついているけど・・・
 その腕かい?それとも・・・ここ?」


男が自分の胸をトントンと叩く
心が痛い?きっと違います・・・
私は随分前から
心には鉛を流し込んでいる
これ以上・・・傷を刻まないように


「でも、ここに扉を作ったってことは
 待っていたんだろ?
 柔らかなノックの音を・・」

「違います・・・
 待ってなんかいない」

「嘘はつかないで・・
 最近の君の口は
 嘘を紡いでばかりだね」

「何もわからないくせに・・」

「当たり前だろう?
 隠してるから気づかれないんだよ」


その言葉に驚き・・
顔を上げると
柔らかな笑顔を浮かべながら
男がすっと手を伸ばした
お兄ちゃんがいない今・・・
自然と我慢することが増えていた
そして彼のために・・
心を押し殺している日々


「そこで涙を流しても
 誰も気づきやしないさ
 少しでも傍に来れるかい?
 すぐにでも・・手を掴んであげるよ」


今まで散々伸ばしてきた手
救いを求めて伸ばしても
無残に砕け散る小さい夢


シスターの道も絶たれ
男の振りをして毎日を過ごす
心が痛くなるぐらい
彼を想っても届くこともない
逆に・・・恨まれて・・・・・
勘違いだと気づいたときには
もう・・遅かった


今・・思いつく限りの夢や希望
もらえる限りの愛や安心を全て
ポケットに詰め込んで来たのに
この隠れ家に辿り着く前に転んで・・・
ポケットには穴が開いてしまった


散らばった想いは闇の中


私には・・何一つ残されていない
だから
立ち上がる意味なんてないのに・・
あの沖縄の日から・・



カンカンカン・・・



ん・・・何?
胸に感じる小さな振動



ガラガラガラ・・・



何かが崩れる音・・・
すると胸に小さな光が灯る
黄色の眩しい光


「こんにちは・・・聞こえる?」

「誰?」

「君の中にずっといたんだよ
 もう鉛は叩き壊しちゃった~♪
 大丈夫 いつも一緒だよ
 君と生きる情熱のランプだよ!!」

「ランプ・・・?」

「君が強く望みさえすれば
 照らし出そう 暖めよう
 歩くための勇気にだってなるよ」


ランプ・・さん?
胸がぽーっと温まる
ゆっくりと顔を上げると
先ほどの男が手を差し伸べて
首をかしげた
さぁ・・・そう言っているようで・・・


「ほら、行っておいで」

「でも・・」

「傷が痛くて動けないのか?
 よく見てごらん・・・
 君が歩いてきた道はその血で印されている
 可能性と言う名の道が
 いくつものびているせいで・・・
 君はたくさん迷ってしまうかもしれないけど
 でもね、その傷があるから
 今まで歩いてきた道がわかるんだ」


傷口を見ると真っ赤な血
赤い血が私は生きている
そう叫んでいるような気がした
でも・・・
何のために引き返すの?
何のために立ち上がるの?
私には何一つ・・もう残されてないのに
全ては落としてきちゃったのに・・


「落としてきたもの・・・
 一つずつ拾うため道を引き返すのは
 間違いじゃないんだよ・・・?
 目標なんてなくていい
 気づけば後からついてくるもんだ
 さぁ・・・こっちにおいで」


伸ばされた手を掴むと
漸く感じた暖かい温もり
そっとその胸に抱かれて
大きく深呼吸をした


・・・・生きてる


男が開くドア
外は真っ暗でとても寒い
それでも私の中から光りだす黄色い光が
その暗闇へ一筋の光を放つ・・・


落とした夢や希望を探す道
彼の光が暗闇を照らしてくれた
愛や安心を落としちゃったけど
彼の光が凍える私を暖めてくれた
暗闇で感じる事のできる唯一の光
唯一できた私のお友達
彼は問えば応えてくれる・・大切な友達


「ねぇ、ランプさん」

「なんだい?」

「約束してね
 私のお友達でずーっといてね
 立ち止まったら
 ・・・また私を歩かせてちょうだいね?」

「なぁ、ミニョ?
 疲れたらさ ちょっと休もう
 いつだって僕達は歩き続けてきたじゃないか
 休む事だって
 長い旅をするためには必要なんだよ
 それに・・・」

「それに?」

「変だな、僕は君自身だよ
 自分が信じれないのかい?」


心の声は・・・自分の声?


いつの間にか・・・
小さく震える手にはマッチ
壁に擦りつければ小さく火が灯る


闇に凍えるこの身を救う
最後の術は この体の中にあった


夢や理想 愛 安心
それを手にするための力が情熱
小さく震える手には
情熱のランプに火をつけるマッチ
情熱に炎を灯すのは
誰でもない・・自分自身


「さぁ、ミニョ
 前に進む時が来た」

「ランプさん・・・」

「大丈夫、何かあったら問いかけて
 僕はずーっと一緒だよ」


胸の中にマッチを近づければ
眩い真っ白な光
開ける視界に軽くなる足取り
進む先には・・・
誰かが膝を抱えて座っている


「やっと会えたね・・」

「あなたは・・?」

「コ・ミニョ あなたよ」


そうだ・・・あなたは私
大嫌いな弱い自分を
ずっと前にここに置き去りにしたんだ
真っ白な世界に見える自分
何回転んだって何回迷ったって
大事な物はいくつもない
後にも先にも・・・


彼の顔が浮かぶ
悲しさに歪む顔
嬉しそうにはにかむ笑顔
大切なもの・・・
どんなに遠回りしたとしても
行きつく先に彼がいる


この自分の先に・・きっといる


置いて行った弱い自分
ずっとなりたかった強い自分
その両方がかけがえのない自分
漸く・・・わかった
当たり前の事に気づいた
自分自身知らなかった自分自身を
夢や希望・・・愛、安心
それよりもまず
抱きしめなきゃならないもの


「ありがとう・・・」


ぎゅっと抱きしめれば
自分の中に吸い込まれた自分
やっと一つになれたんだね
今まで閉じ込めてごめん・・
待っててくれてありがとう


真っ白な世界
自分の代わりに現れたのは
あの・・・茶色の髪を靡かせた
笑顔が美しい人


「大丈夫そうだね」

「はい・・・」

「君には味方がいるよ
 ほら・・すぐ思い描けるだろ?
 さぁ、これからどこへ行くんだい?
 俺はもう行かなきゃ・・・
 ほらどこかで涙の落ちる音がする」


白い世界を抜けて・・・
彼はどこかへ飛び立って行った
私も一歩歩き出す
その行く先に何が見えなくても
一歩ずつ確かに歩き出す・・・


***


・・ニョ・・・・・ミニョ


「ミニョ?」


目を開ければ眩しい光
そして愛する人の心配そうな顔
私の目にキスを落とし
どうした?と紡がれる言葉


「あのとき・・・立ち止まって良かった」

「ん?」

「大切なもの・・・
 戻ったから
 手に入れる事が出来たんですね」


もぞもぞと動いて彼の腕の中に
一番安心できる場所
一番ときめくことが出来る場所
一番自分らしくいることができて
一番自分が輝ける場所


ありがとう・・夢の中の住人さんたち
忘れかけていた道のりを
私に想い出させてくれたんだよね?
暗いトンネルを抜けた先が・・・
この幸せな今だっていうことを



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ちなみに歌詞は
ダイヤモンド・ランプ・ギルド
メロディーフラッグ・プレゼント
から拝借しておりますです(ノ∀`)
わかったかな?w