アダルトチルドレンですか??②
「私、アダルトチルドレンですか??」と質問される患者さんに対して、どうお答えするか、前回のブログに書きました。「やっぱり私はアダルトチルドレンなんだ!」って患者さんが納得した。その次に、どうするか書きたいと思います。これまでは・・・「親はあなたほど感受性が豊かじゃなかったから、仕方なかった、そこはあきらめましょう」「親に求めず、自分で自分を愛したり、自分を認めたり、自分の気持ちをわかってあげたりしましょう」と言っていました。 要するに、親に期待するのはあきらめましょうと伝えていました。自分がコレで楽になって生活に支障がないぐらいに感情が安定していたから、コレでいいと思っていました。患者さんたちも、「そうですね」と納得されていました。でも、これは山登りで言うと5合目だったんです。私はあとから気が付きました。「あきらめている」ときは、親に対する怒りと悲しみと寂しさがまだ残っていることに。