☆アリス・紗良・オットさん☆ | sayaのブログ

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私がよく聴いている大好きなFMラジオ番組『きらクラ!』ピアニストのアリス・紗良・オットさんがゲスト出演しました。

  聴きたいと思っている若手ピアニストで、日本でも何度か演奏会に出ていますが、聴く機会がなく、今回(東京でやるのは、今日)も、行けないのでこのラジオは、とても楽しみにしてました。
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   日曜日、ランチに出かけていて、聴けなかったので、月曜日の朝の再放送を聴きました。
アリス・紗良・オットさんは、ミュンヘン在住のピアニストです。今、日本に来ていて、今週(6/6)、東京(サントリーホール)でも演奏会にでます。パーヴォ・ヤルヴィさんの指揮ということで、人気の演奏会だとおもいますが、私は、アリスさんが、出演するということで、ちょっと気になります。

アリスさんは、聴きたいなって思って注目しているピアニストの1人です。
お母さんが、日本人なので、日本語うまいし、英語もうまいです。彼女のドイツ語は、聞いたことありませんが、うまいんじゃないかな? 紗良というミドルネームは、おじいちゃんがつけたそうです。
  (余談ですが妹さんは、モナ・飛鳥・オットさん、今年、2月に日本で、震災のチャリティコンサートを行ったようですね。モナさんの演奏も聴いてみたいですね!)
  
 アリスさんのピアノは、ちょっと個性的かなって感じもしますが、うまいですね!
中村綋子さんや海外旅行有名ピアニストから、絶讃されているようです。
ラジオ番組内でのお話ですと
うまく弾くというよりも、どう表現しようかということを考えてとりくんでるようでした。
もともとピアノを始め、ピアニストになりたかったわけは、ピアノを通して言葉では表現できないもののを伝えたいとのことでした。


ラジオ番組で次の曲をかけてましたが、どれも、とても良かったです。




「ワルツ 変イ長調 作品42」 ショパン   (4分00秒)
(ピアノ)アリス・紗良・オット 
<Deutsche GrammophonUCCG-1473>


次のは、アリスさんのリクエスト曲でした。
ドイツのバリトン歌手、5/18に亡くなられたからかな?
きれいな歌声でした。

「死と乙女」 シューベルト作曲 (2分27秒) 
(バリトン)ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ
(ピアノ)ジェラルド・ムーア
 <EMI TOCE-9392>



「“超絶技巧練習曲集”から 第4曲“マゼッパ”」 リスト作曲(7分45秒)
(ピアノ)アリス・紗良・オット
<Deutsche GrammophonUCCG-1440>

「ワルツ 嬰ハ短調 作品64の2」 ショパン作曲 (3分40秒)
(ピアノ)アリス・紗良・オット
<Deutsche GrammophonUCCG-1473>


次にアリスさんの好きな曲が紹介されました。
なんと、シャフランの 無伴奏チェロ
シャフランさんは、聴いたことがなかった。
個性的な、無伴奏チェロでした。でも、とってもすてきな無伴奏チェロ

「無伴奏チェロ組曲 第5番 から“ジーグ”」バッハ作曲(1分41秒)
(チェロ)ダニール・シャフラン
<VISTA VERA VVCD-00189>


そして、最後は、チャイコフスキー
「ピアノ協奏曲第1番 から 第3楽章」 チャイコフスキー作曲 (7分02秒)
(ピアノ)アリス・紗良・オット
(管弦楽)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)トーマス・ヘンゲルブロック
 <Deutsche GrammophonUCCG-1488>


1988年生まれ、この若さで、何曲も録音されていて、、、すごいですね。
ヨーロッパを中心にいろんなところからオファーがあるみたいです。
1988年生まれといえば、辻井伸行さんと同じ年ですね!


でも、録音した自分の曲は、聴かないそうです。お話をきいていると、レコーディングは、単なる通過点と考えているように思えました。
常にピアノで、最高のものが表現できるように努力しているようで、、、

そのためには、人間としての成長が大切だと思っているようでした。

本を読んだり、友人と話したり、絵を描いたり、、、
(小菅 優さんと、おともだちみたいですね!)

いろんな音楽祭への招待も数多く、今秋、NHK音楽祭にも招待されています。
秋の来日の時には、Live演奏を聴いてみたいです。