香りの音楽会 2013/3/2 「村治佳織の現在」at さいたま | I am say'S'

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  香りの音楽会 2013/3/2 「村治佳織の現在」at さいたま

2000年の6月に初めてコンサートに出かけ、
以来、13年、1アーティストをこれだけ続けて
聴きに行っているのは、他にはいない。

これまで出かけたコンサートは50回以上(70~80公演くらい?)、
ほとんどがソロコンサートが多い。

昨日は、そんな僕のお気に入りのクラシックギタリスト、
村治佳織さんのコンサートだった。

場所は、さいたま市にある、「彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール」
僕の家からは自転車で30分とかからない場所にある。

「村治佳織の現在」というシリースで3公演(3年連続)やるとのことで、
可能なら毎回出かけたいと思う。

今回は、フルート奏者のマティアス・シュルツ氏とのデュオを中心に
途中、ソロも交えて演奏された。

バッハに始まり、日本が世界に誇る、武満徹の佳曲を数曲、タワー、ビーザー、ピアソラと続き、僕の好きな曲のひとつである、プホールの「あるタンゴ弾きへの哀歌」、
そして、最後は、フランセ、バルトークという、バッハを除くと現代音楽の連続だった。

情感たっぷりで、時には静かに、時には激しくと演奏が展開していった。

アンコールは、デュオでリベールの「間奏曲」、そして、ソロで僕が彼女の演奏でもっとも気に入っていて、10年は聴き続けている「タンゴ・エン・スカイ」で幕。

「タンゴ・エン・スカイ」はアンコールの定番となりつつあり、年々進化していると思う。

一昨年の11月に急病でしばらくコンサートを休んで療養していたが、昨年の春に無事復帰、
僕はといえば、昨年は仕事が忙しく、また、平日のコンサートばかりで一度も行けなかったが、
今年は土日のコンサートも何回かあり、そして、仕事が落ち着いたら何度か行けそうだ。

13年という年月に自分の歴史を重ね合わせ、感慨にふけった一日だった。

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