大雪に個人で出来ること | アナウンサー沢野有希のハセツネ完走後の道~♪

アナウンサー沢野有希のハセツネ完走後の道~♪

アナウンサー沢野有希がトレイルランニングレース・ハセツネ(第15回日本山岳耐久レース 71.5km)初完走までを記録したブログ。
2022年3月言語聴覚士国家資格を取得したのを機に、10月から国試勉強法をつづっています。
認知特性はラジオ>カメラ>3Dタイプです。

先月の日本海側の大雪に続き、昨日から日本海側で降り続く大雪で、交通にも影響が出ています。
気象庁は、明日12日(日)にかけて、
西日本の日本海側を中心に、大雪や路面凍結による交通傷害に警戒し、なだれや落雪、電線や樹木への落雪に注意を、また、ビニールハウスやカーポートは倒壊の恐れがあると注意を呼びかけています。
「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報 第7号」
平成29年2月11日04時40分 気象庁予報部発表
 
この大雪の影響で、きょう2月11日午前3時10分から、東名高速道路は神奈川県から静岡県の上下線で通行止めになっています。
(上り:沼津IC→大井松田IC、下り:大井松田IC→裾野IC)
また、御殿場JCTで合流する静岡県内の新東名高速道路の上り線も、長泉沼津ICから通行止めになっています。
(2017年2月11日9:30現在))


(出典:NEXCO中日本 降雪などの影響による高速道路の通行止め状況)
 
物流の大動脈の東名高速道路が通行止めになるということは、数日から1週間程度、各方面で影響が出るでしょう。
 
ヤマト運輸佐川急便のサイトを見たら、大雪による荷物の遅延のお知らせが出ていました。
きょう、1つ荷物が届く予定でしたが、雪の影響を考え、昨日、指定配達日を1日遅らせました。
また、その手続きの際、もし雪の影響で配達が遅れる場合はかまいませんと伝えました。
 
1台の車両がスタックすることで、後続のクルマが立ち往生するという状況を、大雪が降ると報道で見聞きします。
 
「シンポジウム『関東の大雪に備える』」で佐々木邦明教授(山梨大学工学部環境工学科)」の講演を聞いて以来、悪天候の場合は、いつもの行動をやめる、クルマを出さない、つまり(仕事であっても)不要不急の外出を控えることが、結果、交通傷害の軽減につながることが明確に分かりました。
 
おととい木曜日の夜早い時間にみぞれが降っているなか、スタッドレスタイヤを履いたクルマを運転しました。
路面への積雪も凍結の恐れもなしでしたが、雨よりもずっと見づらくてとても運転しづらく、いつもよりスピードを落として運転しました。
みぞれ程度でいつもの何倍も神経を使っての運転になったことを思うと、積雪や路面の凍結があったら、その何倍も何十倍も神経を使わないとならないと想像できます。

気象予報士の南利幸さんが、NHK総合テレビ「おはよう日本」7時台の気象情報で、
「見通しきかない」、「立往生」、「停電」への注意が必要と伝えていました。
 
今後、このような大雪に対して、国や企業が影響を最小限に押さえる対策をさらに行っていくと思いますが、明日まで、まずは個人レベルで出来ることをと、頭のなかで想いをめぐらせています。