もうひとつ、花巻東の佐々木監督の話でなるほど、
と思ったのが『練習試合の使い方』です。
①実戦的であること
②公式戦の雰囲気に近いこと
③目的とテーマがあり、効果的であること
この3つだそうです。
練習試合をする前の練習でだいたい相手の力量を
捕手で判断することができるそうです。
それは捕手が試合前の練習でキャッチャーマスクをつけているかどうか。
常に実戦と同じ状況下でプレーすることで緊張感や臨場感が生まれ、
練習の延長線上で試合でプレーすることができるのかと思います。
同じく、捕手から二塁への送球の際に最初から
二塁ベース上にショートやセカンドが立って待っているのではなく、
実際の動きの中で捕手からの送球をキャッチし、タッチに行くということが
できているかどうかもみているそうです。
フットサルに例えると、ファー詰めの練習で
①ゴール前にボールを入れる人にプレッシャーがかかっているかどうか
②シュートする選手が最初からポストのところに立っているのではなく、しっかり走りこんできて入れられたボールにタイミングを合わせられるかどうか
といった感じでしょうか?
そしてその動きに目的やテーマをもって臨むかというところで質を上げていくようですね。
これらのことは決して特別なことでなく、いつでもどこでも練習の中で
実践できることですよね?
たぶん、強いチームは意識しなくても練習の時から自分たちでプレッシャーを
かけて実戦に近い形で練習できているんだと思います。
『練習ではできるけど、試合ではできない・・・』
なんて感じのする人はこういったもう一歩を意識すると変わるのかもしれないですね!
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