A級戦犯、自主的分祀を=民主・前原氏
A級戦犯、自主的分祀を=民主・前原氏
時事通信 12月12日(月)20時14分配信
民主党の前原誠司政調会長は12日、都内で講演し、靖国神社へのA級戦犯合祀(ごうし)について、「政治が靖国神社に分祀(ぶんし)を求めることはできないが、自主的な判断を望んでいる」と述べ、神社側による自発的な分祀に期待を示した。
前原氏は「A級戦犯が後から合祀され、天皇陛下が行かれなくなったことが大きなポイントだ」と指摘。分祀が実現した場合については、「天皇陛下、首相が参拝できる環境を整えることが必要だ
前原氏は「A級戦犯が後から合祀され、天皇陛下が行かれなくなったことが大きなポイントだ」と指摘。分祀が実現した場合については、「天皇陛下、首相が参拝できる環境を整えることが必要だ
民主党内では保守と言われる前原氏でもこの程度の認識なんですね。
そもそもA級戦犯の分祀は不可能です。
ろうそくの火を違うろうそくに移しても、元の火は残るように、魂を消すことは出来ません。
天皇陛下が行かれなくなった件も私の認識とは違います。
1975年に三木武夫首相が戦後の首相として初めて終戦記念日に靖国参拝されたときに、政教分離に反するかとの指摘に「私的参拝である」
と答えました。
三木首相が私的参拝④原則たるものを掲げたせいで、その後の昭和天皇のご親拝が国会で議論になり、両陛下の参拝が私的参拝か,公式参拝かと政治の俎上にあがってしまったせいで、その後、靖国に行かれなくなったと私は認識しております。
政争の具になってしまった以上、公の中の公の存在である陛下が参拝できなくなったと考えるのが自然でしょう。
そもそも、天皇陛下も首相も政治家も何に気兼ねすることなく靖国参拝していたのにも関わらず、政治家の失言やパフォーマンス・事なかれ外交等によって今の散々足る状況になってしまいました。
日本に戦犯は存在しませんし、中韓の圧力は内政干渉である以上、堂々と靖国に参拝することは日本の政治家として当たり前のことです。