ブログの更新が遅くなって申し訳ありません汗ぴかいしです。


Save child市川では、6月23日(日)に今年度に入って初めての放射線測定会を
SWR株式会社放射線測定室にて開催しました晴れ
http://www.swr.co.jp/
(※本測定会は、いちかわ1%支援事業に登録しています。)


当日は、大人9名(うち男性3名)子供7名の計16名が参加ニコニコ
(SWR様、いつもたくさんの子供達がご一緒させて頂いていますが
快く受け入れて下さってありがとうございます!)
測定をしながらの情報交換(おしゃべり?)や
ランチをはさみながら、東邦大学名誉教授の桂川先生に
結果についての考え方などを色々教えていただきました。
 


さて、この日測定を行った物は、主に市川市内の農産物・土壌を中心に10品目。
土壌4箇所、食料品・飲料品6品です。

Save Child 市川
これが測定機、EMF211ガンマ線スペクトロメータ


Save Child 市川
測定する品目は、このように細かく刻んで容器に入れます。
通常、1リットルのマリネリ容器を使用しますが
この写真@長ネギは、ちょっと量が足りなかったので500mlの容器です。



気になる結果概要は下記の通りです。

★土壌4箇所
   柏井町(農耕地)      :174.8Bq/kg
   柏井町(農耕地以外)   :380.4Bq/kg
   中国分(自宅の庭)     :843.9Bq/kg
   東大和(自宅のプランター):808.6Bq/kg

★食料品5品目
   小松菜(中国分)   : 不検出
   長ネギ(市川産)   : 不検出
   大根(市川産)     : 不検出
   青梅(市川・柏井町) : 5.3Bq/kg
   生卵(鹿児島産)   : 不検出
      
 ★水道水1箇所
    中国分 :不検出



食べ物(小松菜、大根、長ネギ、青梅、生卵、水道)のうち
検出されたのは青梅(柏井町)のみで、5.3Bq/kgでした。
生卵は鹿児島産ですが、メンバーで買っている方が多いので、念のため、と確認をしました。

Save Child 市川
卵は子供達にわってもらいました。

Save Child 市川
1リットル分は計2パック=20個!
みんな上手にわってくれました。



土壌については、中国分と東大和にお住いの方からのご家庭の庭/プランターからの提供分は
いずれも800~850Bq/kgで同じくらいの値。
また柏井町の畑の農耕地/農耕地以外はそれぞれ
農耕地以外だと380Bq/kgぐらいで、農耕地はその半分以下でした。



桂川先生のご講義により、いずれの結果についても心配する値ではないということを確認しましたが、
土壌については、800bqぐらいの値はこの辺だったらおそらくどこでも出るだろうとのことです。
震災前はほぼゼロだったことを考えればやっぱりそれなりに降っていたということは、確認できます。

青梅で5.3Bq/kg出たというのも、1キロ単位でその値なので
梅ジュースにしても梅干しにしてもそんなにたくさんの量を食べることはないので
そう考えると食べても問題ない値だろう、と。
ただ、1Bqでも検出されたものを食べさせたいかどうか、
それはご本人の主観によるところかと思います。



年内には少なくともあと1回、測定会を予定しています。
このような測定会&勉強会&ゆる茶の機会を通じて
安心できる環境を作っていければと思っています。