Jimmy-Smith | 迫害者サウロのジャズ日誌

Jimmy-Smith

ジミー・スミス
迫害者サウロのジャズ日誌at the organ vol,2

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 家の近くなのですが、ハモンド・オルガンのあるライブハウスが沼袋にあります。いつも入りたいなと思うのですが、体の不調の故通り過ぎて帰ります。いつか行きたいものです。ところでこの手の音楽を聴くときのコツは「大きな音で聴く」ということもひとつだと思います。音楽は体感ですから音の大小は大きいです。この演奏はかっこいいというよりも、熱気に押されてなんともいえない盛り上がりを感じる、というのがこれを聴いて私が感じる印象です。ビバップ的な感じですか。
 このCDは今なかなか手に入らないみたいです。HMVでは扱っていず、Amazonでは6800円の値が付いていました。ブルーノートの第二作ですが、ブルーノートの運営はジミー・スミス故成り立っていたといっても過言ではなかったようなのです。しかし、どうも日本ではあまり人気が無い様で・・・。特にブルーノート1500番台のスミスは、ソウルジャズ好きな人にも距離を置かれ、ハードバップ好きな人にもそっぽを向かれているのでしょうか。でも、このThe Champは名演を名高いようですね。でも売っていない・・・。

 今書きながら聴いているのですが、演奏の途中から熱を帯びてきました。嫌が上でも熱くなってきます。春のやわらかい空気の中、なんだかいいですね。ジャズは夏と秋と思っていましたが、春にここら辺の演奏を聴くというのも一興ですね。


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the champ